例によってネタバレも書いているので、読まれる際には注意を・・・。
今日封切のプリキュアオールスターズの最新作を見てきた。
プリキュアの劇場版も本作で20作目となる訳だが、一番最初のMaxHeart劇場版が2005年だから、あれからずっと絶え間なく新作の劇場版が公開されてきたことになる。
しかし、これだけ続くとマンネリも避けられない訳で、特に毎回全メンバーを出し続けてきたオールスターズなどは増え続ける人数の関係上、脚本に無理が生じつつある・・・・。
そういう事もあり、今回の新作もあまり期待していなかったのだが、いざ見てみると・・・、これが意外に面白かった・・・・。
確かに見ていて突っ込みどころも満載なのだが、前作の反省点を十分に活かしきっているようにも見え、且つ短い上映時間で各プリキュアの活躍を満遍なく見せようと言うスタッフの努力も感じられた。
ここ最近のオールスターズ物の中では割と面白かった方ではなかろうか・・・・。
観る前に気になっていたのは前作Go!プリンセスプリキュアの扱いだったが、ディスピアとの戦いの後にトワはもう2度と人間界には戻れないと言う事を伝え仲間たちと別れ、パフュームやドレスアップキーも回収した訳だから、冷静に考えても今回登場させるのにもかなり無理がある・・・・が、劇中の説明にあるように今回の時間軸はきららがパリへ旅立つ前の話しで、彼女が旅立つ前に他のプリキュア達と花見をしようと言う事になっていたのだ。
この時間軸なら、トワもホープキングダムに戻る前の話しとして位置づけることができるから共演も可能なはず。
でも・・・・、あのパフュームやドレスアップキーはどうしたんだろう?
確か、この時点でホープキングダムに返却されたと思うのだが・・・・(うろ覚えだけど・・・・)
そして、プリンセスパレスを使用してのエクラエスポワール・・・・、あれ?トワの実家もちゃんと元に戻ったはずだが?
まあ、そこは突っ込まずにノリで見ろと言うことか?
そこら辺はいい意味でも悪い意味でも東映テイスト満載ではあった・・・(苦笑)
そして、今回の作品で一番のポイントだったのがキュアエコーの本格的な登場である。
彼女は初登場のNewStage1と同作3にしか登場しておらず、その活躍や登場シーンもごく僅かと言うまさに不遇のプリキュアとも言える存在。
今回はそんな彼女に活躍する機会を設けられ歴代プリキュア達と共に共闘を果たしている。
考えてみれば、エコーが戦うシーンは、今回が初ではなかろうか?
しかし、悲しいかな、エコーの必殺技は今回も披露されず・・・・(そもそも、必殺技を設定されてるかどうかも謎なのだが・・・)
後、パートナー妖精のグレルとエンエンが登場していなかったように思うのだが・・・・。
その他の感想は良かった部分と、不満な部分を箇条書きにして書いてみることにした。
○良かった点
・序盤のみだが、最新2作のプリキュアの絡みがしっかりと描かれていた。本当は全編通して、プリンセスと魔法使いの絡みを見てみたかった気がするのだが、話しの構成が良かったので良しとしよう。
・最新2作のみではなく、その前の2作(ドキドキ、ハピネスチャージ)の声優が全員登場し且つそれぞれの活躍をしっかりと描いていたこと。シリーズが進むとどうしても前2作以外のプリキュアの大半が声なしになってしまうが、今回はこの2作に関しては全員集合。特にキュアソードに至っては宮本佳那子が本格的に復帰したのもあるから、その記念の意味も兼ねてるのかもしれない。
・フレッシュ〜スマイルのピンクキュア達の絡み。これは恐らく全員の声優を出すことができなかったから、せめてピンクキュアだけのチームを作って出してしまおうとした物に違いないと想像している。しかし、寄せ集めチームであるが故のまとまりの無さが見てて面白かったし、見ててつい笑ってしまった。
・短い時間で作品のテーマ(受け継がれる想いかな?)を上手く伝えていたこと。この手のオールスター物はどうしてもバトルが中心に行ってしまい、ストーリーが二の次になってしまうが(前回はそれがネックになっていた)、今回は極限まで無駄な物を省いて要点だけを適格にちゃんと伝えていたようにも思う。
・敵がちゃんと悪役していた。こんな事を書くと?と思うかもしれないが、まあ前作の敵があまりにも間抜けすぎたからその反動もあったりする。
・ダミーとは言え、TVシリーズでお馴染みのディスピアなどの敵が大挙登場したこと。劇場版ではTVシリーズの敵は基本スルーされることが多いため、これはやはり嬉しい。レッドやピエーロとかも出てたなあ。
○不満だった点
・出来れば、最新作とその前作の絡みを最初から最後まで見たかった・・・・。やはり、メイン視聴者の女児にしても記憶に新しい前作と現役の活躍をたっぷりと見たいのではなかろうか?
・良くも悪くもオールスターズの限界を感じた・・・。いくらプリキュア達の活躍を満遍なく描いたとしても、中には相変わらず喋らない空気になってるキャラも大勢いる訳で・・・・。プリキュア新聞にはその問題も触れていて、子供たちの反応次第では今後の方針を変えるかもしれないと言っていた。これは少し注目してみたい・・・。
・ゆいや誠司などの脇のキャラも出てきたが声なし・・・。プリキュアだけでも集めるのに精一杯なのに脇にまで手が回らないのは百も承知なのだけど、何となく中途半端な気が・・・。せめて、前作でプリキュア達の戦いに大きく貢献したゆいだけは喋っても良い気がするのだが・・・・
他に今回の作品の一番の特徴だったミュージカルシーンは意外に気にならなかった。
それなりに作品に上手く溶け込んでた気もするし、子供向けのオプションとしては上手く機能していたのではなかろうか?
(まあ、個人的には純粋にミュージカル抜きのドラマで見てみたいのだが・・・)
さて、先ほども書いたが、来年のプリキュアオールスターズはどうなっているのだろうか?
筆者的に一番無難なのは、最新2作を中心にして歴代から選抜メンバーを出して少し絡ませることではないかと思っている。
みなさんはどのようにお考えだろうか?
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