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2015年12月29日22:17

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映像鑑賞日記「クリード チャンプを継ぐ男」※ネタバレあり

ロッキーシリーズのスピンオフ、と言うよりも新章とも言うべき作品クリードを本日見てきたので、簡単な感想を書いてみたいとおもう。

実は、このクリードは最初は全く期待していなかったし、正直主役交代までしてロッキーシリーズを続けたいのか?とまで思っていた・・・・が、評判の良さを聞き少し期待して見たら、これが意外に良作だった。
1作目公開時にはまだ生まれていなかった若い新しいスタッフによる新世代のロッキーをつくろうとする意気込みもひしひしと感じ取る事が出来たし、新主人公であるクリード役のマイケル・B・ジョーダンも一生懸命にアポロの息子を演じていたし、そして何よりもスライ(スタローンの愛称)が演じる老いたロッキーもまた良い印象を醸し出しているのだ。
ロッキーも前作ファイナルでは老体に鞭打ち再びリングに上がっていたが、あれからもう9年が経過・・・、流石にもうリングに上がる年齢とは言えず(もう、60代後半か?)、今回はアポロの忘れ形見であるクリードのトレーナーと言う裏方に徹することに。
しかし、今回のロッキーと現実のスライの姿がどうも重なって見えてしまう・・・。
スライは実生活で息子(ロッキー5でロッキーの息子も演じていた)を亡くしているし、今回の映画の愛する物を全て亡くし(息子も親の名声に耐えられずカナダに移住している)独りになってしまった孤独さがどうもダブって見える。
そんなロッキーの前に親友の息子がプロになるためのトレーナーになって欲しいと来た訳だが、最初は今の自分はボクシングから完全に引いた身として断るが、結局クリードの積極的なアプローチでトレーナーに付くことになる。
ロッキーとクリードの擬似親子みたいな関係がそこから語られていく訳だが、これがもう本当に感動的で終盤のお互いの置かれた境遇(ロッキーは癌を医者に宣告される)に立ち向かう姿は、見てるこちらもパワーを貰うような感じだった・・・。
ロッキーも今の自分に出来ないことをやって欲しいとバトンを渡しているのだろう。
良い感じでのバトンの渡し方だったし、これならロッキーシリーズ・・・、いやクリードシリーズとしてシリーズ化が期待出来るかもしれない。
個人的にはこうして先輩が後輩にバトンを渡すシーンは好きなので、本当にグッときた。
こういうのを受け継がれる魂と言うのだろうか?

しかし、今回の映画を見て驚いたのは親友の一人ポーリー(妻エイドリアンの兄)が亡くなっていたということ・・・・。
ファイナルでは、相変わらず捻くれてたけどまだ元気な姿を見せいたのに、9年と言う長い時間の間にまさか亡くなっていたとは・・・・。
そして、一つ不満だったのが、息子のロバートがロッキーの元を離れていた事。
自立して一人で何かをやってみたいという理由で親元を離れるなら良いが、その理由が結局は親の名声が苦痛で恋人と一緒に遠い地に越したと言う話しだった訳だし。
前作で父親を理解してそんな事はもう気にしないようにしたと思ったのに、それでもやはり苦痛だったのか・・・・。
本人も父親の事はもう恨んではいないのだろうが、少し残念ではある。

今回の上映は字幕版のみだったが、吹替版がソフト販売時に作られたら誰が声を充てるかが吹替ファンとしては気になる。
ロッキーの声は今回もやはり羽佐間道夫氏が演じてくれるのだろうか?(今回は配給会社が前作とは違うだけに少し不安でもある)

それにしても、今年は過去の名作の続編やリブートが多数公開されたが、どれも良作揃いだった気がする。
マッドマックスにしろ007にしろ、その作品の本質をちゃんと解ってる人が作ってるんだなあと良く解る。
さて、次はスターウォーズの新作を見に行こうと思っているが、こちらも評判がかなり良いようで・・・。
楽しみだ。
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