相棒の弱点と言えば、ずばり「水谷豊」って事になります。
水谷豊主演である限り、相棒の視聴率低下とファン離れは歯止めが利かない訳ですね。
と、言う事で昨日ちらっと言った「相棒批判」ですw
さて、相棒の弱点はずばり水谷豊主演が原因と言っても良い訳ですし、視聴率が
前ほど伸びなくなった事もこれに起因するし、ファン離れが起ってるのも当然これ。
つまり、水谷豊が主演で有る以上、相棒はどんどんつまらなくなるしファンも離れるし
当然、視聴率も取れなくなる訳ですね。
だったら水谷豊を主演から下ろせばよいが、そうなると「相棒」ではなくなるっていう
そんな話しも出てくる訳です。
勿論、水谷豊扮する杉下右京あっての相棒ってのも確かなんですが逆に考えれば
その足枷があるから、物語を広げる事ができなくなった、というのもあるんですな。
何しろ相棒ってのは所謂「バディストーリー」な訳でして、相棒同士のコンビネーションや
掛け合い、または相棒AからBへの知識や情報の伝授やサポートによる感動を盛り上げる
なんていう、おそらく人間が物語を発明してからずっとある不変のパターンと言えるのは、
あると思うのですね。
普遍性の高いドラマパターンだから基本的には外れは出来ない。
なにしろ、ギルガメッシュの神話でも相棒と組んで旅にでるし、インドの神話でも
マヤの神話でもエジプトの神話でもトラブルの解決をする為に相棒と組んでの
英雄譚は数知れず有る訳なのですね。
なので、これでしょっぱなからつまらない作品を作りだすとなったらそれはそれで
才能と言えるレベルだったりします。
外すってのは相当人と違う考え方の持ち主だから、別の話しを作ることをお勧めする
なんていう位のレベル。
とは言え、手垢まみれのパターンだからこれまでと同じでも駄目ってのはあって
だから神話の世界でも相棒はずっと同じってわけではなくなるんですね。
途中で相棒が死んでしまう場合もありますし、あたらしいコンビを組んでの冒険譚
というのもあります。
それらを考えて行かないといけない訳なんですが、ドラマ「相棒」はこの相棒物の
つまらなくなるパターンにどっぷりと浸かってしまったと言うのがあると思います。
杉下右京は推理の天才で、当然その推理で犯人を追いつめるしアクションは基本的に
必要の無い存在なのですね。
ベースはシャーロック・ホームズとも言われてますしね。
初代相棒は、所謂体育会系。
脳みそ筋肉と言われても仕方ない亀山君だったようですけれども、この彼を配する事で
杉下右京には向かない逮捕のアクションもできる訳です。
この辺りも知らない人あるいは、犬のホームズを見た人にはホームズパターンと
感じてる人が多かったかもしれませんけれど、実は違うのですね。
シャーロック・ホームズは天才ですが、相棒のワトソンは助手扱いですけれども
医師であり、常識的な範疇での秀才、もしくは天才だったりはします。
ワトソン君の経歴にはアフガンで戦争に従事してた(野戦病院医師)の経歴がある
ですとか、その際のトラブルの解決をしていた(軍事的な何がし?)の経歴があり、
ホームズが助手として相棒として認めるに足る素質を持ってた訳なんです。
だから、あれはダブル主人公なんですよね。
ワトソンは記録を取り推測し、物証だけで事実を追うタイプ。
転じてホームズはあらゆる可能性を考え、様々な推理を行うタイプ。
その二人が組むことでホームズの探偵としての能力が倍加したって事なんですね。
なにしろ閃きの天才ホームズの推理なんて一般人に説明したってわかりゃしません。
そういう描写は本の中で結構書かれてるんですね。
ただ、1時間のドラマでそれをするのは無理がある。
それで、体育会系亀山君の出番なんですね。
彼にホームズ=右京自らが説明する事で視聴者への説明が果たせますから。
ただ、これには当然無理がある訳です。
亀山がいつまでたってもそれでは、彼は単なるバカです。
脳みそ足りてるのか?すら思われかねないキャラなのですね。
人気で水谷豊に追い出された云々なんて話も聞き及びますがスタッフサイドでは
この亀山低脳化を危惧しての降板と見る事が良いと思うのですよ。
そうしないと、彼が番組の足を引っ張るキャラになる訳で。
んで、出てきたのが神戸くん。
彼は有能な人材ですからワトソンポジですね。
彼が疑問を持ち、右京に質問する事で解説するっていう事と、右京に対し
間違いを指摘するがそれが実は別のパターンでのとか色々できるのですが、
これにも問題が発生します。
理由は後述。
で、若い相棒が入る訳ですが、これはこれで結構問題。
右京がただのバカに見える危険性と常に一緒なんですよね。
だから、脚本は本来は右京が一歩引いて見える形にしないといけないんですが
そうもいきません。
なんでかっていうと、先の神戸くんの問題と同様、そして番組の寿命を縮める問題と
同様の問題「水谷豊が主演である」という、不文律が出来てるからなのですよね。
彼が主演で有る以上、彼を引き立てないといけませんが、彼を引き立てるには
彼より頭の悪い連中ばかりが味方にいる事になる。
同等のが存在してたら話しは成り立ちませんが、馬鹿ばっか、な展開になりかねないし
有能な人材が来ても、彼が右京の引き立て役に徹すると、彼が愚鈍に見えます。
また、若い相棒だと今度は右京が傲慢で若者を蔑ろにしてる様に見えたりしますし
この点でも、見せ方やドラマの内容をかなり苦労しないといけなくなります。
それに関してダークナイト関連の設定や話しは失敗してると言うのは否めないと
やっぱおもう訳ですよね。
伏線が雑というか。
ただ、それもやっぱり水谷豊が主演であるって事に拘る問題に有ると思うのですよ。
なぜにって彼が主演であるから彼を恰好よく!とか目立たせるとか言うのが今の
というかこの十数年の日本のテレビ業界の悪癖だからですね。
もっと言いますと、日本の大人向けドラマ業界の悪癖でもある。
んで、人気がでた俳優の意見が絶対になるっていう事になるし、俳優も自分の考えを
持ってはいるのですから、当然ですけれども自分の意見は言う訳です。
でも、これが今の日本の大人向けテレビ番組の世界では上意下達にしかならん
と言う事になりまして主演俳優に絶大な権力が行ってしまい番組制作がおかしくなる
なんて事を起こしてしまうわけです。
いつだったかの雑誌では水谷天皇と呼ばれ独裁気どってるみたいな記事がありましたが
その記事だけで見ると水谷の増長と独裁に取れますよね。
ところがそれを肯定してるのは何あろう、テレビ局と番組制作のテレビ局側Pつうことで
視聴率さえ今とれれば後はどうでもよい、なんですわ。
その手の考えは結構失敗してきてるんですし、過去でもそうそう成功した訳じゃないが
今のそういうお偉いさんはなんで視聴率さえ取れればあとはどうでもよい!の意味が
実は判ってない訳ですね。
視聴率取れるなら責任は俺が取る、くらいの意味だったんですよね、昔は。
だから、面白い番組があり、それに対する抗議があろうとなんだろうと続けるという
そんな姿勢があったんですが、視聴率を取れ、責任は取らんでは無難に流れるだけ
って事になるんですが、無難に流れるが今度は事なかれ主義に移行するんですから
もう、堕ちる処まで行くしかない訳です。
んで、現在の相棒はその悪癖にやられてると言って良いでしょうね。
と、同時に昨日言った、費用かけるな利益出せ!理論がまだ生きてる訳です。
相棒だって、費用をかけないで視聴率=利益がでればよいわけですから、
当然ですけれども、話しやセットがだんだんチープになるのはあるんですね。
だって、主演二人にかかるギャラてのでだいぶ制作費飛ぶんですよねー。
まあ、これにはネットの巷の噂の広告代理店の中抜き体質とか問題はまだ
別にあるとは言えど、それでも利益を出すにはチープすぎる!になる。
となると削られるのは、って事ですよね。
脚本家だって高い人を使う気にはなれないでしょう?
だから、今後考えるのは相棒シリーズの延命、つまりさらに長期に続く
面白いドラマシリーズとしての寿命を延ばすか、水谷豊主演に拘って、
彼とともに沈むかって事なのですよね。
弱点は現在このいろんな思惑があっての「水谷豊主演」に懸っている
と言っても過言じゃない訳で、これを克服する事ができるかどうか、と
そこを考えないといけない訳なのですよねー。
別に僕は相棒のファンじゃないですが、日本のテレビドラマのレベルの劣化
というのはやっぱ気になる訳なのですよね。
だとするとやっぱり相棒ってのは、今人気あるシリーズなのでそれを
延命する方法を考えて少なくとも意見するてのはファンの義務かなー
みたいな感じなのです。
なんのファンって、エンターテイメント全般のw
と言う事で明日以降に続くかもしれない。
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