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2015年11月15日05:47

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高名の木登り

■列車が軽トラに衝突=高齢夫婦が死亡―宮崎県警
(時事通信社 - 11月14日 23:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3712974

この老夫婦にとっては慣れた道だったのだろう。だからこそ油断したのだろうか?或は高齢故に五感が鈍り迫りくる危険に気付かなかったのだろうか?

慣れた道、容易いこと、そういったところにこそ落とし穴がある。

兼好法師の高名の木登りではないが、不慣れなこと、難しい事には人は慎重になるから案外失敗しない。然し慣れたこと、容易い事には油断や慢心が起きるもの。そしてそこで誤る。

その誤りが些細な結果で終われば良いが時として取り返しのつかない結果を招く。今回はその最たる例だ。

そもそも、踏切ってところは、たとえ警報機があってそれが鳴動していなくても、一旦停止し安全確認するのが運転者の義務だ(例外は赤黄緑の信号機があるところのみ)。まして保安設備のない第4種踏切だ。一旦停止は大前提だよ?

日南線は確かに運転本数は少ない。5分に1本なんてこたぁない。1本逃したら次は数時間後なんてざらだ。そこも油断の遠因か?

死者を鞭打つのはしのびないがしかし、この事故は自動車側に全責任がある。列車の乗客乗員そして鉄道事業者は被害者であり彼等には全く落ち度がない。

第4種踏切が悪い?保安設備を付けない側が悪い?笑止千万!

確かに第4種踏切はないに越したことはないが、法令上その存在は認められている。また保安設備を付けるには踏切1ヶ所につき数億円はかかる。JR九州は決して裕福な会社でも儲かっている会社でもない。安全対策は最優先とはいえ列車本数も少なく尚且つ交差道路の交通量も少ないところにまで高額な投資を求めるのは酷というものだ。どうしてもというなら自治体と折半させるか、自治体が全額負担するか或は有志の融資を求めるのが良かろう。

本件事故、列車往来妨害罪に関しては被疑者死亡で訴追は免れようが、車輛や地上設備を破損させた民事責任は遺族にのしかかる。非難を覚悟で言わせてもらえばとんでもない置き土産遺しこの老夫婦はトンズラこいたようなものだ。まあでも第一当事者は「制裁」を受けた。これ以上の責めは酷だろう。

乗客乗員に死傷者が出なかったのが不幸中の幸いだった(ガタイの丈夫なキハ40なればこその幸運だったね)。
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