自分自身を含む日本国民が「農協について全く知らない」という現実。
当たり前ですが、農協や日本の農業に問題や課題がないわけではありません。
といいますか、問題が存在しない組織など、この世にはありません。
農業でいえば、担い手不足や休耕地の増加は、これは日本の「食料自給力の維持」という点から、きわめて重大な問題です。
だからと言って、解決策が「農協を解体する」になるはずがありません。
何しろ、「問題がある」農協にしても、様々な役割を果たし、日本社会に貢献しているわけです。
農協を解体し、担い手不足や休耕地増加という問題が奇跡的に解決されたとしても(されないと思いますが)、「農協が果たしている役割」が日本社会から消滅してしまいます。
それで、いいのでしょうか、という話です。
より分かりやすい例を挙げます。警察官」が不祥事を起こしたからと言って、「警察を解体しろ!」と主張する人は、まずいないはずです。
不祥事を起こした警察にしても、日本社会で「治安維持」「防犯安全保障確立」という役割をきちんと果たしているのです。
と、書くと、誰でも「まあ、それはそうだな」と感じると思うのですが、なぜ「警察を解体しろ」を奇妙に思う人が、
「農協を解体しろ」には賛同してしまうのでしょうか。
それは、農協が日本社会に与えている便益を「知らない」から、なのです。
我々日本国民は、警察の役割は肌身に感じることができます。
とはいえ、特に都会で暮らしている国民は、農協の役割を「実感」する機会がそれほどありません。
結果、「警察を解体しろ」とは微塵も思わない人が、「農協を解体しろ」には賛同してしまうのです。
すなわち、問題は「知らないこと」なのです。
農協解体について、調べてみたいと思う。
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