あれから3年・・・バトルロワイアルを生き残り、密かに地下に潜った七原秋也は、テロリストとして政府に宣戦布告した。BR法に反対する若者たちを集め<ワイルドセブン>なる組織を作り上げた秋也は、都庁を爆破し、ある無人島にアジトを設営する。政府は<ワイルドセブン>を殲滅するため、新たにBR2法を制定。中学生たちをアットランダムに選び、武器を持たせその無人島に送り込む計画を立てた。そこで選ばれたのは、担任「竹内力」の下で学ぶ鹿乃砦中学3年B組の生徒たち。彼らは小銃を渡され、首輪の束縛のもと、七原抹殺のため島に上陸していく。その中には、秋也に殺されたキタノ先生の娘シオリも含まれていた・・・
という「バトルロワイアル2」。廉価で出たのでつい買ってしまったのは、DVDコレクターの性と言うべきか。しかし、こんな後悔した買い物もないね(苦笑)
前作で、「クラスメート同士で殺し合う」という理不尽極まりない状況が、まさに「戦争」のメタファーであったのに、今回はそれを忘れて本当に「戦争」を描こうとした、というのが大失敗のオオモト。戦争=悲惨という安い公式しか作り手の頭にないものだから、まあ、不可思議な設定のてんこ盛り。
1:七原が潜伏しているのが判ってるなら、最初から空爆せい!
2:七原を倒すために中学生を送り込む理由が判らない。明らかにプロの兵隊の方が成功率高いだろ
3:送り込まれた中学生たちに首輪はめてどうすんの。兵隊が減れば減るほど、政府は不利だろ。さらに、番号ペアの片方が死んだらもう片方も死ぬって設定の珍妙さ。ますます兵力が落ちるじゃないか。
4:何で政府に反旗を翻す=都庁爆破なの?バトルロワイアルを妨害するなら判るけど、何の関係もない人々を殺すって、七原のやる事ではないだろ。
各キャラクターの描き方も浅くて、(キタノシオリに至っては、七原に復讐することもなくただ普通に死んでいく)感情移入は全くできないし、糖尿病描写もあまりにいい加減だし、<ワイルドセブン>というネーミングも噴飯ものだし、反米(そしてテロリズム肯定!)というあまりにあまりなメッセージも含め、怒りを越えて呆れるしか無い超駄作でした。ゆえに、一見の価値あり!!!
あ、プロップガンの排莢作動は素晴らしく良好でした。以上。
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