mixiユーザー(id:21274360)

2015年06月27日08:30

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上野千鶴子

 

いい歳した男が口に出すのも情けないが、やっぱり毎日忙しい。
仕事は嫌いでないが、いくばくかの収入を得るために、仕事に自分の
人生を振り回されるのは、私の美学から言ってあまり好ましいことではない。

mixiのプロファイルでは私は88歳設定としているが、実際にはもう少し若くて、
職業を選択する時期には世の中が好景気だったこともあって、文字通り
職業選択の自由があり、ある意味でどんな業種も「選び放題」だった。
自分の適正、収入の大小、業務内容の納得度、世間の評価、安定性、将来性等、
様々な要素を自分なりに検証して選ぶのが就職。
 
そんな中で私が選択したのは、収入はそこそこ(特別良くはないが、まあ、悪くも
ない)で、仕事の内容もそこそこ(特別楽しくもないが、まあ、ハード過ぎずに
収入に見合った程度の大変さ)という、終身雇用を前提とした、実に安定を絵に
描いたような仕事だった。
当時の選択に後悔はしていないが、世の中も価値観も状況も、時がたてば
次第に変わっていくのが常なのだった。

仕事に追われて、好きな読書をする時間も取れない。 ああ、何たるや。

今読んでいるのは

 『女ぎらい 〜ニッポンのミソジニー』
   上野千鶴子:著  紀伊國屋書店:刊  1500円+税  2010

近所の図書館で借りた。
もう返却期限を1週間経過してしまっている。まだ読み切れていない。
返さなくてはならない。 でも意外に面白い。 じっくり読みたいが時間がない。

まだ全文を読めていないが、要するに男というものは身勝手なものであって、
外見的には女性を持ち上げるようなふりをしてはいるものの、その実は古く
からある男尊女卑の考えから全く抜け切れていない、ということがとうとうと
書いてある。
男は女性を自己の欲望を叶える性的な対象としてしか見ていない、と。
口では偉そうなことを言っても、身が伴っていないじゃないか、というのである。
女性の側も、男の身勝手を助長するようなことがある、とも。
  
とっても耳が痛い本だ。
   
上野千鶴子というのは、ものすごく有名なジェンダー、フェミニスト研究者で、
社会学者である。 今は東大のセンセーだったかな?
過去、その著書は何度も読んだことがあるが、主にエッセー的なものだった。
上記の本はエッセーの体をとっているが、書きっぷりは論文調となっており、
文章そのものはちょっと読みにくい。
それでも行間から読み取れる分析力は大したもので、オトコゴコロの裏側を
言い当てられているような気がする。
なのでホントは女性には読んで欲しくないかも(笑)。

正直なところ私には、心の奥底には間違いなく男尊女卑の考えがある。
教育と経験によって、それをなるべく表に出さないようにはしているが、
わかる人にはわかってしまうだろう。見抜かれると思う。
そんなダークな部分を、上野千鶴子ごときに言い当てられて、ちょっと悔しい。
ここで素直に反省して考えを改めれば、私はもっと人間として成長するのに・・・!?
 
本書の評点: 10点満点で7点ぐらい

ホントは8点以上だと思う。内容は正しいが、ワガママ男としては受け入れたくない。
認めるのが悔しいから、まだ読み終わっていないけれど図書館に返しに行こう。
もう期限超過しているしなぁ。←言い訳

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