加害者に対する救済措置の記事もありましたね、最近。あれはストーカー犯罪に関するものでした。記事を読んで私は加害者も救われるべきだと感じました。
と同時に、順番というものがあるとも思いました。
加害者にならずに踏みとどまっている人がこれからもがんばってほしいとも思いました。
起こってしまった犯罪に関しては、再発を防ぐという意味で加害者に対する保護や支援が必要だとわかっています。一方で順番としてはやはり被害者およびそのご家族や身近な方々にまず手が差し伸べられるのがいいなとも思います。
条例ができているのですね。条例ということは地方自治体単位ですから、地域によって支援があったりなかったり、充実していたりしていなかったりするのでしょう。
土師守さんが自分自身への支援を訴えるのではなく犯罪の被害者全体へのケアを望んでいること、尊いことだと思います。淳くんの酷い様を私は伝え聞くだけに過ぎませんけれど、想像するだに恐ろしくとても守さんの気持ちを察することができるとは思えません。それくらいひどい傷を負っていらっしゃると思います。
改善を求めること、疎んじられたり嫌な思いをすることだってあるんだとご察しします。
私のように普段ボケボケで暮らしていて犯罪被害のことを思い出しもしない人間の代わりに努力してくださっているのだと受け止めます。ありがたいことだなあと感じます。
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■土師守さん手記全文 「子どもへの想い変わらない」
(朝日新聞デジタル - 05月24日 03:14)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3431366
神戸市須磨区で起きた連続児童殺傷事件で、当時少年の男性(32)に殺害された土師淳君(当時11)の父の守さん(59)が報道各社に寄せた手記の全文は次の通り。
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この5月24日で、淳が私たち家族の前から姿を消してから18年という歳月が過ぎたことになります。18年という歳月は非常に長いと思いますが、私たち遺族にとっては、どれほどの歳月が経とうとも、子供への想(おも)いは変わることはありません。
今年も5月中旬に弁護士を通して、加害男性からの手紙が届きました。内容についてはお話しできませんが、昨年までとは異なり、私たちが事件の真の原因を知りたいと望んでいたことに対して彼なりの考えをつづっていたと思います。それで全てがわかったということではありませんが、これ以上は難しいのではないかとも考えています。加害男性については、自分が犯した罪に生涯向き合い、反省の気持ちを持ち続けて欲しいと思います。
近年、被害者支援条例が、全国的に多くの自治体で成立しており、兵庫県内でもかなりの数の自治体で成立しています。いまだに条例の制定の予定が無い自治体も多くあるようですが、そのような中、明石市では、現在のところ全国でも最も進んだ内容の条例改正が昨年4月に施行されました。被害者支援条例の制定は、被害者にとってのよりどころが出来るという点で、非常に重要な意味を持っています。被害者支援条例を制定する動きがさらに加速して欲しいと願っていますが、さらに、その内容についても、制定したことだけで終わるので無く、さらにより支援の実効性が上がるような体制の構築や条例の改正も検討してもらいたいと思っています。
2004年に「全国犯罪被害者の会(あすの会)」の活動が実り、犯罪被害者等基本法が成立しました。それ以降、犯罪被害者のための多くの法律や制度ができ、犯罪被害者を取り巻く環境は大きく改善されてきました。しかしながら、まだまだ救われていない多くの被害者が存在します。あすの会では、特に犯罪被害により生活に困窮している被害者に対する経済的補償制度につき、現在も強く改善を求めています。全ての犯罪被害者が、被害を受ける以前の生活に出来るだけ速やかに戻ることが出来るような制度を、さらに整備して欲しいと思います。
平成27年5月24日
土師守
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(超耳)
犯罪や自殺という、周りの人を大きく傷つける行為をせずに踏みとどまっている人に、重ねて感謝いたします。
どんなに反省しても犯罪被害をなかったことにはできないし、ケアしても完全に元通りになるわけではないけれど、犯罪を踏みとどまることであたかも奇跡が起こったかのように、悲しい思いも辛い気持ちも雲散霧消する、と私は考えていいと思っています。
たとえ心のなかで暴風が荒れていても自分ばかりがワリを食う人生だと感じていても、ほかの自分より弱い人を痛めつけること、してはいけないですよね。
実行しつづけてくれている方々、いつもありがとう。
これからもよろしくお願いいたします。
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