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2015年05月05日01:55

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成果になるかわからない冒険をしないことが最善手というわけですね。

 成果型の報酬は賃金労働者には向かないのでは? 時短と逆方向に働く可能性がきわめて大きいものだとも思いますけど?
 すでに独立開業などによって実現されていますしね。成果型。

◆

働き方の変革に取り組む企業、少数派 「時短」進める政府と労働現場に意識の隔たりも
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=105&from=diary&id=3402250

政府が長時間労働是正を呼びかけたが、残業代が減るとなると、労働者の理解を得にくいだろう。日本の長時間労働是正には、労働者の賃金も関係していそうだ。

 長時間労働を是正しようと政府は4月20日、日本経済団体連合会に対し、「夏の生活スタイル変革」に関する要請をした。朝方勤務で帰宅時間を早めるよう求めたものだが、日本の企業の多くは働き方の変革には消極的だ。労働者の側から見ると、長時間労働が是正されるということは収入低下につながる場合もある。

 政府が要請したのは夏の間、朝早くから働き始め、夕方には家族などと過ごせるよう、夏の生活スタイルを変革する国民運動を展開しようというもの。国家公務員についても、率先して朝方勤務を推進し、早期退庁を設定するよう求めている。

 確かに日本の労働時間は長い。独立行政法人・労働政策研究研修機構の調べでは、1人当たりの平均年間総実労働時間は1,745時間で、アメリカやイタリアよりは短いものの、イギリス、ドイツ、フランスなど先進国と比べると、かなり長時間働いている。長く働いているからといって報酬が高いわけでもない。国際統計では、日本の労働者の平均年収は488万円で世界第17位。1位のスイスと比べると、およそ半分の年収だ。

 低い賃金で長時間働かされてはたまったものではないが、企業の側も変革を求めていない。NTTデータ経営研究所は、従業員10人以上の経営者や20歳以上のホワイトカラー1,058人を対象に「働き方に関する調査」を実施、4月21日に発表した。それによると、働き方の変革に取り組んでいる企業は、約2割にとどまった。政府の思惑と企業の実態には、大きな隔たりがあるようだ。

 政府が言うように、夏場の労働時間を短くして残業代など時間外賃金が少なくなれば、手取り額が低くなる可能性もある。サラリーマンの中には、時間外賃金を当て込んで生計を維持している人も少なくない。こうしたことからも、経団連が各企業に長時間労働を呼びかけたとしても、企業と従業員ともにすんなり受け入れないケースも出てきそうだ。

 長時間労働を是正するのであれば、今以上に景況が好転し、賃金に反映されなければ労使双方の理解を得ることは難しいと言える。そこで活用したいのが、今国会で法案が提出されている「時間より成果に基づく報酬」の制度だ。NTTデータ経営研究所の調査結果では、成果型報酬を望む労働者が多数いることが明らかになっている。

 働き方の変革は、労働法制の改革が進んでこそ実現できるものといえそうだ。

◆

(超耳)

>そこで活用したいのが、今国会で法案が提出されている「時間より成果に基づく報酬」の制度だ。NTTデータ経営研究所の調査結果では、成果型報酬を望む労働者が多数いることが明らかになっている。

 成果の上がらない可能性のある分野(=ほとんどの分野)において無難なことしかしない人間がいちばん得をすることになります。運悪く成果が上がりそうにない人は埋め合わせのために時間を無制限に注ぎ込むしかなくなるでしょうね。だって「時間より成果」ですから。
 明白にそのことを示しているのですけれど。

 時短の話と一緒に記事にするのはどうして?

 リード部分を誰もがうなずけるようなまっとうな現実分析・現実批判にしておいて、後半の主張部分にさらっとそれと矛盾するような、むしろ逆行するような毒を仕込んでおくのって、詭弁術のわりと常套ですよね!

>労働者の側から見ると、長時間労働が是正されるということは収入低下につながる場合もある。
> 政府が要請したのは夏の間、朝早くから働き始め、夕方には家族などと過ごせるよう、夏の生活スタイルを変革する国民運動を展開しようというもの。

 「夕方には家族と過ごせる」に反対する人なんかいませんもんね。
 でも「時間より成果」は「夕方には家族と過ごせる」ことよりも「成果」を重視することでしょう?

 時短をしたいのなら、「成果より時短」でなければいけないのにね。



 人をだますにはこういうやり方って有効なんでしょうね。選挙のときとか、よく使われています。抽象的にはすばらしい(非現実的な)ことを言い、具体的にはいかようにも自分に都合がいいような案を言う。
 ごくごく一時的に他人の目を眩ませて自分に有利な流れを作るのには有効だと思います。
 その一打が決定打になる場合には、これはすごい術ですよね。自分を皇帝にするときなどには乾坤一擲、やってみるといいのかもしれません。
 ちょっと皇帝になったことがある人の例とか引いておきましょう。
 ウィキペディアから。


 オクタウィアヌス

◆

「ローマ皇帝」の誕生

共和制復帰宣言からわずか3日後の1月16日、かつてユリウス・カエサルの副官であったルキウス・ムナティウス・プランクスが、オクタウィアヌスにアウグストゥス(尊厳者)の称号を贈ることを提案し、元老院は満場一致で国の全権を掌握するよう懇請した。オクタウィアヌスは数度にわたり辞退した上でこれを承諾し、この日以降正式にインペラトル・カエサル・アウグストゥス (Imperator Caesar Augustus) と名乗るようになった。

慎重なアウグストゥスことオクタウィアヌスは、すでに政敵がいないにもかかわらず、一度権力を返還し、元老院によって再び譲渡されるという形式をとったのである。これにより共和制は、元老院議員達には気付かれないうちに(オクタウィアヌスが巧妙に偽装しつつ)終焉し、ローマは帝政へと移行した。初代ローマ皇帝アウグストゥスの誕生である。なお、アウグストゥスに始まる帝政ローマの前期の政治体制は、後期帝政(ドミナートゥス)と区別して「元首政」と呼ばれている。

◆


ナポレオン

◆

1804年5月国会の議決と国民投票を経て世襲でナポレオンの子孫にその位を継がせるという皇帝の地位についた。皇帝の地位に就くにあたって国民投票を行ったことは、フランス革命で育まれつつあった民主主義を形式的にしても守ろうとしたものだったとする見方もある。ナポレオンは、1804年12月2日に即位式を行い、「フランス人民の皇帝」に就いた(フランス第一帝政)。

◆

(超耳)

 冒頭でも言いましたけれど、成果主義は会社勤めをしなければ嫌でもついて回る形式です。会社勤めにはせめて「成果も、時間も」という評価形式じゃないといけないと思います。
 仕事を選り好みしちゃいけないんでしょう、会社員っていうのは?
 だったら成果が上がらないことは個人のせいとは言えないのじゃない?
 あ、成果が上がるほうに関してはいくらでも報いてあげるといいですよね。ノーベル賞ものの発明に「社内規程」のはしたガネしか支払わずにみすみす外国に人材を放逐するような恥を二度とさらしたくないですしね。(どうして辞めないと思うのかなあ?)

> 確かに日本の労働時間は長い。

 それがどうかしたんでしょうか?
 労働時間をのみ比べるというダメな考え方の記事が多いですよねー。どうして納得ずくで長時間働いている可能性を考慮せず、長時間働くことで企業などの競争力が維持されているという現実も一切考慮しない記事ばかりなんでしょう?
 悪い言い方をしますよ。
 「長時間働くことで維持されている企業体は競争力があって強い。あとからそこに参加したいと言って希望したのは長時間労働も納得ずくであったのではないのだろうか?」
 まずはそこを考えてから、単純に時間の長短を比べるなりなんなり、部分的にやっていったらいいと思います。まさか、競争相手の外国に「日本人は長時間労働して競争力が高いので時短せよ。うちらの労働者は組合だストライキだ裁判だと言って働かないから日本のほうが合わせろ」と要求してきたのを「日本の労働者の幸せのために」というタテマエの部分だけ鵜呑みにして記事を書いているのじゃないですよね?
 長いと何がダメなのか、ちゃんと詰めなくていいのかなあ。
 一昔前には「長時間労働したくないならフリーターという選択肢がある。いまどきの若者は賢い」という論調で書かれた記事をたくさん読んだものですよ。新聞とかテレビとかでもさかんに言われていましたよね。長時間労働の時間の長さ「だけ」取り出すのなら、そっちに戻っていったらいいのに。どうして戻らないの? 時間だけを取り出して意見を言うのなら、もっともかんたんに解決する方法がさんざん既出ですよ?

> 確かに日本の労働時間は長い。独立行政法人・労働政策研究研修機構の調べでは、1人当たりの平均年間総実労働時間は1,745時間で、アメリカやイタリアよりは短いものの、イギリス、ドイツ、フランスなど先進国と比べると、かなり長時間働いている。長く働いているからといって報酬が高いわけでもない。国際統計では、日本の労働者の平均年収は488万円で世界第17位。1位のスイスと比べると、およそ半分の年収だ。

 「1位と比べると日本はダメだ」「イギリスより長時間だから日本はダメだ」と、個別に比べるのってバカのやることでは? とりわけ、スイスと比べるのはダメですよね。ダメだと知っていてやっているでしょう?>記者
 第一次産業や第二次産業で稼いだお金が所得になっているのなら、まだしも聞けない話じゃないけどなー。スイスじゃなー。金融で稼ぐモデルの成功例としてならいいけど時短関係ないですよ。ドイツ、イギリス、フランス、ドイツに囲まれたタックスヘイブンに日本やほかの国がなれるとでも?(そして安全保障上、儲けを出せると知っていてもあの位置にわざわざ移動したくもないですよ)
 それから物価も2倍3倍という倍数レベルで高いのでスイスが2倍稼いだとしてもじつはちっとも羨ましくないというのもあります。(ねえ、なんでそういうことを記事には書かないの? 知っててやってるでしょう?>記者)

 ざっと検索したら2007年のリストがありました。貼っておきます。

 スイスのお金の話と言えば思い出します。
 私も日記なんかで書きましたけど。
 まだ3ヶ月しか経っていないですよ、スイス・フランショックから。

http://fx-works.jp/chf/
◆

2015年1月15日(木) 「スイス国立銀行(中央銀行)がスイスフランの対ユーロの上限である1ユーロ=1.20フランを廃止すると発表」したことを背景に、スイスフランが大暴騰。
○スイスフラン/米ドルが「1.0217〜0.7398」まで「2820pipsの下落」
○スイスフラン/円は「114.95円〜154.42円」まで「3947pipsの上昇」
この値動きが「わずか20分間」での出来事です。何の前触れもなく、この発表をすれば、為替相場は大混乱することは分かっていたはずです。
20分間で約4000pipsの値動きは、リーマンショックや東日本大震災でも起こらなかった、誰も想定していない値動き。このボラティリティーを引き起こしたスイスが、世界の安全通貨と呼ばれる時は、もう来ないのかもしれません。
因みに、ここ10年で最も激しく動いた日が、リーマンショック後の2008年10月24日ポンド円でした。
その時でも、1日の値幅は2000pips。東日本大震災後は、それ以下の値幅です。如何に、今回の相場が突出して異常だったことが分かります。
参考URL⇒ リーマンショック時の相場でポンド円2000pipsの下落
※2015年1月15日(木)スイスフラン/円 5分足チャート

◆

(超耳)

 金融ショックのたびに自殺者が出るのがよく知られています。
 当日さんざん引用しましたから割愛しますけど、相当の破滅的な損失を個人にも企業にも負わせたと思えるに足るデータがたくさん見受けられました。

>この大相場の翌日の1/16(金)FX大手業者の「アルパリUK」が破たんしました。
>私自身、アルパリジャパンに911万円の資金を預けており、きちんと出金されるか?が心配です。

 って上記の人も書いています。911万円って。数字がいかにも作り物っぽいあたりが真実めいた感触を与えますね。

 顛末記がありました。
 http://fx-works.jp/alpari-hasan/

 念のためスクリーンショットをこの日記に載せておきます。ほんとに911万円でしたよー。



 日本はご存知のように天然資源がありません。
 ですから掘ると出るものを売る式の商売では稼げません。ヒトそのもの、ヒトに付随する技術が生み出すものを売るしかありません。
 アメリカより短く、イタリアより短い労働時間で、いったい何を時短するべきでしょうか。
 世界17位の所得で、いったい何を不満に思うべきでしょうか。
 するべきことは時短なの? ほんとに?
 もしそうなら、一世を風靡したフリーター人生という選択肢に触れもしないのはひどい欠落では?
 論の組み立てがあまりにずさんに思えたので、そんな疑問を呈してみたいなと感じました。
 「目指すは世界一働かず、世界一儲ける国!」
 イヤですよ、そんなの。他人から吸い上げることでしか実現できないことが明白な未来像は拒絶します。

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