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2015年04月16日12:57

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堀尾孟先生の夢を見た

昨夜、堀尾孟先生の夢を見た。
夢のなかで、堀尾先生は阪急・上新庄駅のホームでお会いしたのであるが、その時堀尾先生はお子さん連れであった。しかしわたしは堀尾先生のご家族とお会いしたことがないのである。

堀尾孟先生とは、大谷大学文学部哲学科宗教学分野専攻教授で、わたしが大谷大学に入学したころは又専任講師であった。

堀尾先生は、大谷大学における西谷啓治先生の�牋貳崢鏤勠瓩如∪消�先生の授業が終わると、いつもタクシーで西谷先生をご自宅まで送られていた。

堀尾先生は、臨済宗の寺院のご子息で、大谷大学を受験される際、「大谷大学は臨済宗の子どもでも入学されてもらえるのか」と大谷大学に問い合わせをしたらしく、堀尾先生がそれほど、大谷大学にこだわったのは、大谷大学には西谷啓治という哲学者がいたからだとはなされたことがあった。それほど、堀尾先生は西谷先生の下で哲学を学びたかったのである。若き堀尾先生がシェリング哲学を専門とされたのも、西谷先生の影響だったのかもしれない。

堀尾先生の研究活動は、花園大学にある「禅文化研究所」の研究員として�狒気氾�学�瓩箸いΕ董璽泙任△辰拭5�都大学の上田閑照先生とともに研究活動されて、その成果を『禅と哲学』や『禅と現代世界』、『明日への提言―京都禅シンポ論集』にまとめて出版されていた。

『禅と哲学』に収められた、堀尾先生の「〈依変の境〉と現代」という論文ではとは、�牋擁僂龍��瓩箸いξ弸僂慮斥佞�近代という事態への根本批判であり、「赤肉団上に一無位の真人有り」とは、近代という事態゛に対する臨済が提示した一大公案だと論じおられる。また、岩波書店から刊行された『鈴木大拙全集増補新版 全40巻」の編集員を務められたり、世界思想社から刊行された藤田正勝編『日本近代思想を学ぶ人のために』では、「ニヒリズムを通してのニヒリズムの克服―西谷啓治」を書かれていた。

わたしが驚いたのは、燈影舎刊行「京都哲学撰書 別巻」『禅と京都哲学』の冒頭、上田閑照先生が「生死去来 真実人体--道友 堀尾孟さんに捧ぐ」という.一文を書かれていたことだ。いかに上田閑照先生が堀尾先生を認められていたのかということが知られてくるのである。

わたしが堀尾先生の最後のお姿を見たのは、訓覇曄雄先生の定年謝恩会のパーティが終わり、訓覇曄雄先生ご夫妻をお見送りした後、堀尾先生が突然倒れられた時であった。その時はお酒に酔われて倒れられたのかと思っていたが、それが堀尾先生に難病が襲いかかった最初だったと、あとになって知ったのである。

わたしが大谷大学を去る時、堀尾先生が「今度、ゼミを持つことになった。よかったらゼミに出てくれないか」と声をかけていただいたことがある。きっと、堀尾先生もわたしと西谷啓治先生の関係を知ってそのような声をかけていただいたのだと思うが、その時はもうわたしのなかで�狢膤悗慮Φ羲圻瓩箸いζ擦鯆�めて、新たな世界に飛び出そうとする決心がついていたので、堀尾先生にそのようにお話しして、丁重にお断りをした覚えがある。その後、何度となく、堀尾先生とお会いをしたのだが。

夢のなかで堀尾先生はタクシーに乗り込む際、わたしに何かをいわれたのだが、何を言われたのか、よくわからなかった。亡くなった人が自分に何かを話しかけられると、自分の死も近いという話をよく聞くが、あれはどうも嘘であるようだ。というのも、恩師・原野栄二先生はいつもわたしの夢のなかに出てきて、わたしに�狆�言�畍世錣譴襦�

しかしこのような大学時代の先生方の夢を見るということは、ランライ型がいつもわたしを気にかけてくれているからだと、ありがたいことだと考えている。

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