死後の世界はどんなところ? 科学的に研究している研究者たちがいるらしい
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=77&from=diary&id=3319780
先日、岡田明憲著『死後の世界―死者の運命・生者の観念』(講談社現代新書)を読んだ。岡田明憲氏と言えば、日本でも少ないゾロアスター教の研究者である。学生時代に「東洋仏教史概論」という授業でゾロアスター教の話を聞いて、それで少しゾロアスター教という古代イランで誕生した宗教に関心を持った。そのゾロアスター教は�狷鷂杵静�宗教�瓩任△蝓�東はユダヤ教やキリスト教、イスラーム、西は仏教に影響を与えたという話に関心を持ったのである。
しかしその岡田明憲氏が�犹犖紊寮こΝ瓩箸いΔい�にも�爛ぅ�ガワシイ�瓮織ぅ肇襪破椶鮟颪い燭里任△襪�ら、そこには何か理由があるのではないか。そんな思いを持ちながら岡田明憲氏は、『死後の世界―死者の運命・生者の観念』の�爛廛蹈蹇璽阿砲�えて�瓩鯑匹鵑任澆襪函△修里覆�で岡田明憲氏は次のように語っている。
「この(死後の世界の)真実は、みなさん一人ひとりがご自分を≪生きている≫と信じていらっしゃる、そのことの中に秘められている真実でもあるのです。自分が生きていることは、決して他人によって教えられるものではありません。まして、生命科学や人生論を当てはめて、考えなければならないことではないのです。/結局、死後の問題は、みなさんご自身の問題であるわけで、その答えも、ご自分でお出しになる以外にないわけです。」
とするならば、何ゆえに岡田明憲氏は『死後の世界―死者の運命・生者の観念』という本を書いたのだろうか。その問いかけに対して岡田明憲氏は次のように述べている。
「そこで本書では、死後に関する教義や神話を、拾い集めてみました。材料は驚くほど豊富で、とても一冊の本に収めきれそうにありませんでした。何しろ人類は、有史以来。死後の問題を考え続けてきたのですから。(中略)それでもこの本では、エジプトやバビロニアから、インド、中国、ギリシアから中世ヨーロッパ、ゾロアスター教から仏教、道教まで、思いつくままに、西に行ったり、東にもどったり、古代に遡ったり、現代を見回したりしました。もちろん日本の神道にも触れましたし、ポリネシアの未開人も忘れませんでした。(中略)つまり、この本は、読者が自分で死後を考える時の、ヒントを拾い集めたものです。ヒントはヒントにしかすぎません。それは、答えではないのです。それでも、答えを出しやすい仕方で、ヒントを提供しようと考えました。」
�爐覆襪曚鼻△海遼椶蓮△海譴鯑匹鵑世發里�自分で自分の死後を考えるためのヒントとなるであろう、資料を時空を超えて拾い集めてきたくれたものなのか�瓩隼廚い覆�ら、読んだのである。しかしながらこの本を読みながら考えたことは、西のユダヤ教にせよ、キリスト教にせよ、あるいはイスラームにせよ、西の仏教にせよ、道教によ、あるいは日本の神道にせよ、人類は�狃ゞ記瓩箸いΔ發里鬮犹�空を超えて�甓燭蕕�の影響を受けながら形成していったということである。決してある日突然に生まれてきたわけではないということであった。そこに人類的視点からの�狃ゞ技豊瓩箸いΔ發里�あったということなのである。
この本の中でわたしが最も注目したのは、岡田明憲氏がプラトンの「国家論」に触れて次のように述べているところである。
「≪国家≫は、正義を主題としたものである。その結論部において、プラトンが天国と地獄を述べた意義は重要である。それは、彼の倫理学が、宗教の世界へ道を開く可能性を示唆する。逆に言えば、この宗教的来世観なくしては、倫理学の成立は危うくなるともいえる。/倫理は、現代の人々が想像するような、単にこの世の秩序を目指すものではない。現世にのみ価値を置いては、善・悪の基準は不明とならざるを得ない。いな、善・悪そのものが問題とならない。」
だからこそ、いかに高度に発達した科学儀出を人類が持とうとも、常に死後の世界、自分が死んだらどうなるのかという�狃ゞ掬�問題�瓩鮨誉犬量簑蠅箸靴覆韻譴个覆蕕覆い箸いν�由もここらあたりにあるのではないかと思えたのである。
わたしにとっても、「死」という問題がこの十数年問題になり続けている。とくに、恩師原野栄二先生が亡くなられる直前によく「死は怖く冷たいものではないように思えるようになった。死は暖かく優しく、とても懐かしく思えるようになった」という言葉を聞くようになって、一層「死」という問題を身近に感じるようになったのだ。自分が死んだらどうなるのか、この問題は人類にとって、そしてわたし自身にとっても、�牘扮鵑瞭罩瓩任△蝓↓牘扮鵑硫歛雖瓩覆里任△蹐Α�
岡田明憲著『死後の世界―死者の運命・生者の観念』を読んでそんな思いを改めて持ったのである。
ログインしてコメントを確認・投稿する