実況「中日ゴルゴンズvs南海オホーツク。現在0対0、両者無得点のまま9回裏、ゴルゴンズの攻撃です」
解説「いやぁ、今日の試合はお互いに一歩も許さず、いい試合ですねぇ」
実況「しかし、現在、ワンアウトで走者三塁のゴルゴンズ、ここで一発がでればさよなら勝利です」
解説「バッターは、エヌ氏ですね」
実況「ピッチャー投げました」
ストライク!
実況「エヌのバットが大きく空をきりました」
解説「いけませんねぇー」
実況「続いて第二球、投げました」
ストライク!
実況「またもや空振り!今のは甘い球のように見えましたが、、、」
解説「どうやら、エヌ氏は相手の術中にハマっているようです。ここで一打がでれば逆転なんですが」
実況「おーーーっと!これはどうしたことか? 右打者のエヌ氏が、左のバッターボックスに入り直しました!」
解説「彼はスイッチヒッターではないはずなんですが」
実況「何を考えているのでしょうか。 ピッチャー、第3球投げました」
カキーン!
実況「打ちましたーー!ボテボテのゴロが、上手いことピッチャーの脇を抜けていく」
「ショートがキャッチ、本塁へ、、、、、、、、セーフ!」
実況「中日ゴルゴンズ、さよなら勝利です!」
今日のヒーローインタビューは、さよならを放った、エヌ氏です。
女子アナ「おめでとうございます。今の気持ちを教えてください」
エヌ「そうですね、なんとかバットに当てることができてよかったです」
女子アナ「最後、左のバッターボックスに入ったのは、どんな意味があったのでしょうか?」
エヌ氏は、自身のヘルメットを指差して言いました。
「左に入ると、キャッチャーの囁きが聞こえないんですよ」
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