中国メディアの界面は2日、日本人2人を拘束し殺害したとされたと報じられて間もなく、今度はヨルダン軍のパイロット、ムアーズ・カサースベ中尉をも殺害したとする画像をネット上で公開した過激派組織「イスラム国」。後藤健二さんが殺害されたことに対し、「後藤さんは殺害されたというのに、親族はなぜ感謝の言葉を綴ったのか」と疑問を呈する記事を掲載した。
記事は、「イスラム国」に拘束されていた後藤さんが殺害されたとされることに対し、後藤さんが設立した映像通信会社「INDEPENDENT PRESS(インデペンデント・プレス)」のウェブサイトには「親族一同」からとして日本政府などに対して謝意を示す文書が掲載されたことを紹介。
続けて記事は、「インデペンデント・プレス」のウェブサイトに「この度は、後藤健二が世間をお騒がせすることとなり、大変申し訳ございません」、「解放に向けご尽力いただきました日本政府及び各国政府、並び無事解放を願っていただきました国民の皆様に対しまして、親族一同心よりお礼申し上げます」などといった文書が掲載されたことを中国語で紹介した。
さらに、後藤さんの兄もこのほどメディアの取材に対し、日本政府や日本国民に謝意を示したことを伝えたうえで、英メディアのBBCが「後藤さん本人に対してではなく、まず日本政府や人びとに謝意を示した親族の対応は、日本人の毅然(きぜん)とした品格を示すもの」、「これぞ日本人」などと報じたことを紹介した。
続けて、後藤さんが当初、「イスラム国」に拘束されていることが日本で伝えられると、日本では「個人の行動の結果」として同情は集まらなかったと伝える一方、事態の進展とともに後藤さんの救出を願う活動がフェイスブック上で展開されたことを紹介し、「日本国民の態度が180度転換したのは後藤さん本人の行動が共感を呼んだためではないか」と主張した
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