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2015年01月26日13:03

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レンタル日記:さすぺくと

韓国・・・
脱北者チ・ドンチョルは、運転代行業で糊口を凌いでいた。彼は元北朝鮮特殊部隊員。妻子が亡命を試みたことで殺害され、裏切者の烙印を押された男だった。彼は仕事をしながら、リ・グアジョという男の行方を追っていた。リもまた元北朝鮮兵士で、ドンチョルの妻子を始末した後、韓国に亡命していたのだった。
ある夜ドンチョルは、以前より世話になっている企業会長パク・コノの家を訪れる。パクはドンチョルの思いを汲み、リの住居を調べあげてくれたのだ。リの住所を受けとり、パク会長に礼を言おうとしたのだが、その夜、パク会長の寝室に殺し屋が侵入。毒薬を会長に投与してしまう。ドンチョルは刺客を倒すが、会長はすでに虫の息。そんななかで、会長は自分のメガネをドンチョルに託し、「必ずこれを埋めてくれ」と言い残し絶命するのだった。ドンチョルは会長の執事とともに警察を呼び、状況を説明しようとするが、何故か現れた警官たちは銃にサイレンサーを装着し、ドンチョルを殺そうと発砲してきた。ドンチョルは窓から飛び降り、辛くも逃走に成功する。だが翌朝のTVニュースでは、パク会長が執事ともどもワルサーP99で射殺されたことになっており、ドンチョルが犯人として指名手配されていることを告げていた。

親北派のパク会長が殺され、しかも犯人が元北朝鮮スパイということもあり、捜査は対北情報局(NSIA)が先導することになった。指揮官はキム室長。パク会長がメガネに生物兵器の化学式を映したマイクロフィルムを隠していたことを掴んでいたキムは、これが北の手に渡る前に何とか確保したいと考え、ドンチョル追跡を韓国軍きってのスパイハンター、ミン大佐に委ねるのだった。ミンは以前、作戦遂行中のドンチョルと対決し敗北を喫した苦い過去がある。何としてでもドンチョルを捉えようと、捜査を開始するのだった。

いっぽうドンチョルは、自分が何者かの罠にはまったと知りながらも、以前から追い求めていたリ・グアジョの身柄を押さえようと奔走する。リは、キム室長が脱北兵士を集めて構成した私兵部隊<北進会>のメンバーだった。ミン率いるNSIAチームに追尾されながらもリを追うドンチョル。リも<北進会>のスナイパーを用意して彼を迎え撃つ。果たしてドンチョルは仇を討つことができるのか。そしてミン大佐との追跡劇の結末は・・・?




『サスペクト 哀しき容疑者』。韓国の大沢たかおこと、コン・ユが体当たりのアクションを見せた話題作ですね。キム室長の陰謀、ドンチョルとリの過去、メガネの真実・・・などなど、けっこう深く描いていて(だからこの手の映画にしては長い!)、見応えがありました。いわゆる<逃亡者もの>なんですが、その面白いツボをきっちり押さえています。特にミン大佐のキャラクターですかね。人のハナシに耳を貸さない頑固者・・・のようでいて、私怨とは別に、理詰めで真相にたどり着こうともする有能なヤツ。主役よりも美味しいキャラでしたねー。追跡する側がこれだけキッチリ描けてるから、<逃亡者もの>としては100点と言えますよ。「96時間レクイエム」のメガトン監督は、この映画を3回くらい見て見習ったほうがいいです。
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