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2015年01月19日14:10

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『唐木順三全集(全19巻)』(筑摩書房)のことども

本日も蔵書の整理を行う。

わたしは、『唐木順三全集(全19巻)』(筑摩書房)を持っている。従来は手放すことにしていたが、なんだか手放すのが惜しくなってきた。それで急遽、手元に置いておくリストに^^;

今回、わたしが処分する全集としては、『キェルケゴール著作集』(白水社)『石原兼著作集』(岩波書店)『岩崎武雄著作集』(新地書房)『務台理作著作集』(こぶし書房)『阿部謹也著作集』(筑摩書房)である。

『唐木順三全集』は三種類あって、全12巻版と全17巻版、そして唐木がなくなった翌年から刊行された、全19巻版である。ともに、筑摩書房から刊行されたのであるが、最初は全12巻版が刊行され、その後、改めて全19巻版が刊行された。だから全12巻版はそう高くはないが、全19巻版になると値が高くなるらしい。わたしが『唐木順三全集』を探していた、30代後半の頃、古本屋の店主からそんな話を聞いた。当時はインターネットもなく、自分の足で古本屋を回るしかなく、大阪、京都、神戸、奈良、と古本屋を回ったが、どの古本屋にもなく、あっても手が届かないほどの高値が付いていた。

そんな、こんなであきらめかけていた頃、梅田のマルピルの一階に日本近代文学専門の古本屋があり、そこで唐木順三の『夏目漱石』という単行本を見つけて買ったとき、その店の店主に「19巻本の唐木順三全集なんて置いていませんよね」と尋ねたとき、「ありますよ、ほら、あなたの後ろに」と、指さしてあった。なんと、『唐木順三全集』(全19巻)が縦に積み上げてあった。定価も10万円以下だったので、思わず「取り置いてください」と言って、それを購入した。

唐木順三氏にわたしは会ったことはない。ただ唐木氏は恩師・西谷啓治先生の�狄突Л瓩任眦睫攣瓩砲六劼匹發�なかったので、東京の大学で教員をされている西谷先生の一番上のお嬢さんを自宅の敷地内に家を建てて、そこに住まわせておられるという話を、原野栄二先生からきていたことがある。

そのお嬢さんとは、西谷先生の奥様が入院されたという話を聞いて、原野先生も一緒にお見舞いに行ったときに、お会いし、さらに奥様の告別式、そして西谷先生の告別式にお会いしたことがある。

唐木順三は、自らを�狹�学の落後者�瓩箸いΑ�その�狹�学の落後者�瓩箸いΔ錣蠅砲蓮◆慇虱�休』『無常』『無用者の系譜』などは難解で歯が立たなかったことを覚えている。その後、法蔵選書の第一巻として唐木順三の『禅と自然』が刊行され、その解説を寺田透氏が書かれているのを見て購入した。唐木順三は�牴甬遒凌有瓩箸いΥ兇�あるが、わたしの中では、西田幾多郎、田辺元の京都学派の一人なのである。
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