ドル・ユーロに続く基軸通貨はスイスフランと円なのだそうです。
昨日までのスイスフランはもういません。対ユーロでのフラン安維持は放棄されました。
何もしなければ、円高は避けられないかもしれません。ドル、ユーロに続く信用に足りる通貨は円なのですから。
実際に年初は1ドル=120円だったのが116円台半ばです。(画像1)
このまま円高が進んでしまうのでしょうか?
個人が知ることができる情報はそれほど多くありません。私たちはとても情報の速さと量でヘッジファンドや機関投資家たちにかないません。
だから細かい変動は最初から「そういうこともある」と考えるほかないのでしょう。
個人は大きな情報を、誰でも知っていることをしっかりと見据えていくほかないのだと思います。
経済の立て直し、経済の活性化をことあるごとに言ってきた安倍・黒田コンビ(口に上らせたのは安倍さんですけれど)は国内産業を必ず守ろうと行動すると思います。
画像2と画像3は広く知られたニュースですよね。
為替にまったく興味がない人でも知っているニュースだと思います。
以下をメモします。
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20150116/dms1501160830007-n1.htm
◆
パナソニックなどが製造拠点を国内に移す方針を打ち出している。この背景にはもちろん最近の円安があり、その効果が具体的に出てきたものだ。
こうした動きは、パナソニックのほかにも、シャープ、ホンダ、TDK、ダイキン工業などにもみられる。これらの企業は、これまでの中国展開を見直して、国内回帰する方向だ。
具体的には、パナソニックは静岡県袋井市や神戸市の工場、シャープは栃木県矢板市や大阪府八尾市の工場、ホンダは熊本県大津町の工場、TDKは秋田県の工場、ダイキン工業は滋賀県草津市の工場に、それぞれ移管するという。キヤノンも、海外拠点の撤退まではないといいながら、海外生産比率を減らして国内生産比率を高めるので、国内回帰の流れである。
これは、中国での人件費高騰に加えて、最近の円安により海外拠点で採算が取れなくなっていることが背景にある。パナソニックやシャープでは、1ドル=120円より円安になると国内生産のほうが収益になるといっている。
ここで小泉純一郎政権以降の歴代政権での為替レートを確認しておこう。小泉政権は2001年4月26日から06年9月26日までで、平均円ドルレートは1ドル=116円、第1次安倍晋三政権は07年9月26日までで平均119円、福田康夫政権は08年9月24日までで平均108円、麻生太郎政権は09年9月16日までで平均96円だ。
民主党に政権交代後、鳩山由紀夫政権は10年6月8日までで平均91円、菅直人政権は11年9月2日までで平均83円、野田佳彦政権は12年12月26日までで平均79円。民主党政権時代の平均は83円となっている。
(以下略)
◆
(超耳)
興味深いのは、
>パナソニックやシャープでは、1ドル=120円より円安になると国内生産のほうが収益になるといっている。
という点です。
誰だって「国内産業を守るには1ドル=120円だったらいいのだな」と判断します。
今日は116円台のドルですけれど。
直接介入というのを安易にしては国際的信用の重みを減じてしまうかもしれません。けれども、言い訳が十分にできる範囲で打てる策はたくさんあるわけです。
ぜんぜん不勉強の私なので、新聞の一面に載っていたようなことしかわかりません。こういうときに日銀が実際にどう動くとか、黒田東彦総裁がどんなコメントをするかとか、そういうことは予測できません。安倍晋三首相がいつ動きを見せて過敏な為替相場参加者を動かすのかとか、わかりません。
わかるのは、116円台より円安であることが望ましく、現在より円高方向に動くことは可能な限り牽制しておきたい私たち日本国なんだということくらいです。
ヘッジファンドや機関投資家のような膨大な情報は持たないのですけれど。モニタを複数展開するデイトレーダーのようなこともできないのですけれど。
望ましい我が国の未来に近づいてくれたらなあ、と願うくらいでしょうか。
そして我が国のトップたちはそのために動いてくれるだろうなと強く期待し予測するくらいでしょうか。
国内回帰した製造業は、たくさんの雇用を生み出します。
こないだの衆院選で野党は苦し紛れにこんな攻撃を自民党に仕掛けました。
「雇用が増えているというが、正規雇用の割合はむしろ減っている!」。
たしかにそのとおりでしたよね。でも失業者は減っていたのであんまりダメージにならなかったようですけれど。
製造業の国内回帰と、雇用の大幅な増大、お金が国内を回る状態を、誰もが歓迎するんじゃないかなあ。
雇用を踏みにじるほうの選択をするわけがない、そんなの決まっている、と私は思っているのです。
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