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2015年01月08日13:27

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水曜クビクビ日記295:「あと1センチのメビウスとスター宅地図」

イギリスの高校に通うロージーとアレックスは、近所に住む幼なじみ。まさに気の合う親友だ。18才のある夜、ダンスパーティでキスしてしまった二人だが、ロージーは酔って完全にキスの記憶を無くしてしまう。アレックスは、これで<脈無し>と思い、クラス1の美女と付き合うことに。ロージーもそれを受けてイケメンのグレッグと付き合うようになる。だがアレックスは、ボストンに渡りハーバードへ進学して医師になる夢を抱き、ロージーを誘うことにする。ロージーもまた、ボストン大に進んでホテル業の経営の勉強をする夢を持ち始めていた。そこで二人で新生活を始めようと誓い合うが、出発直前、ロージーがグレッグの子を宿してしまう。・・・こうして、恋人として付き合う事無く離ればなれになってしまった二人。互いに好き合っているのに、キチンと告白も出来ずに、気付いたらどちらかにパートナーがいるという間の悪さも手伝い、結局12年の歳月が流れ・・・



という「あと1センチの恋」を観てまいりました。まあ、ベタな「おさななじみ」モノ。でも、日本の少女漫画映画のような薄っぺらさはなく、オトナになった二人もちゃんと描けていました(といっても、アレックスが医師として仕事に打ち込む姿は皆無でしたが)。特に大きな感動もないんですが、デートムービーとしては最適の一本。勿論俺は独りで観たけどな!


問題は、次の二本ですよ。正直この二本が観たかったんですが、開始が4時過ぎだったので時間稼ぎで上記を観た次第なわけで。


まずは「メビウス」。キム・ギドクの作品で、全編セリフなし。母(戸川純+鈴木京香似)と父(加藤浩次似)と息子(星野源似)と父の愛人(田中美佐子似)の四人がメインです。

父の浮気が酷過ぎて、母が発狂した。そんな母は、溺愛する息子だけが生き甲斐だと思ってたら、ある夜、息子のオナニーを目撃してしまう。息子も汚れた<オトコ>になるのかと絶望した母は、息子の寝室に侵入し、そのペニスをナイフで切り取ってしまった。父は自分の罪を反省し、自らもペニスを切り落とし、息子に移植することを決意する。しかし、息子の体に付いた<父ペニス>は、全く勃起しなかった。唯一、母のハダカを除いては・・・

という狂った映画です。ペニス好きなら楽しめます。




その後は、クロネンバーグの「マップ・トゥ・スターズ」。


フロリダから、一人の少女がハリウッドにやってきた。名はアガサ。顔に酷いヤケドの痕があり、ちょっと言動も不思議系の彼女は、FBで知り合ったキャリー・フィッシャーの紹介で、大女優ハバナの秘書の職を得る。ハバナは、やはり大女優だった母の幻影に悩んでおり、母が主演した「盗まれた水」のリメイクに主演しようと執念を燃やしていた。そんなハバナが通うセラピーを主宰しているのは、怪しげな心理医スタフォード。息子のベンジーは子役として「バッドベビーシッター」というヒット作に主演して、妻のクリスティーンはベンジーのステージママとして活躍している。彼らはアガサの登場で、人生の歯車が狂い始めることに・・・



という感じ。最初は、「イヴのすべて」みたいなハナシかなと思いきや、ゼンゼンそうじゃなくって、なかなかダーティな展開に。全くゲスな奴らしか出てこないので、ハリウッド内幕モノとして見ると、なんか素直に今後は映画を楽しめなくなりそうです。フツーの女子のように見えて、狂気を滲ませるアガサ役のミア・ワシコウスカも適役。スタフォード役のジョン・キューザックもゲスさがしっかり出ていて良かったです。でも、何より凄いのがハバナ役のジュリアン・ムーアですよ。御トシ54才で、まあ、脱ぐわヤルわ、屁をこくわクソするわで、そこまでしなくても・・・な大女優ぶりでした。松坂慶子にはマネできねーだろうなあ・・・
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