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2013年08月06日15:52

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テロリンの海��(偉大なる古き神と、深海の者共)

謎の美少女は、テロリンに言った。
「わらわは、イ・ハンス・レイの王女、ダマヤじゃ。」
「イ・ハンス・レイと言うと、太平洋の海底にある、偉大なる古き神を崇める国でござるか?」
テロリンは、美少女の古めかしい言葉使いにつられながら、答えた。
「さよう。テロリンとやら、銀河連合によって、地球の独裁者候補生に選ばれるだけあって、我が神の御名を軽々しく口にすることは無いようじゃが、もちろん、御名は存じていような?」

「いかにも。」
「神を讃える聖句も存じておろうな?神官でもあるわらわが許す。暗誦してみよ。」

「ふんぐるぃー・むぐるぅなふー・クトゥルー・ルルィエ・うがーなぐる・ふたぐん」
テロリンが、恐る恐る、偉大なる古き神、クトゥルーを讃える聖句を唱えると、鵜原海水浴場には何事も起きなかったが、太平洋の彼方に、海底から、クトゥルーの眠る神殿都市、ルルィエが浮上した。
そして十数秒、先刻の大波に懲りて、人々の姿が消えた鵜原海水浴場の浜辺に、半魚人「深海の者共」と、彼等に使役される、体長3〜4mの大蛸の群れが、続々と上陸して来た。
それに対し、大波で流された人々の救護活動を終えて駆けつけて来た、テロリンの護衛のメイドロイド、マーメイドロイド30体が対峙し、上空には、テロリン軍の28・8m戦闘円盤の編隊も現れた。

一匹の大蛸が、触手をマーメイドロイドに絡みつかせたが、超小型動力炉を内蔵し、百馬力以上の怪力を発揮するマーメイドロイドに、触手を引きちぎられてしまった。
身長2m級の半魚人が、別のマーメイドロイドに組み討ちを挑んだが、百馬力のパワーにはかなわず、投げ飛ばされてしまった。
28・8m戦闘円盤は、8億ボルト8万アンペア電子ビーム砲と、8千キロワット・レーザー砲を装備している。

戦闘になれば、テロリン軍が優勢のようだった。


続く
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