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2013年07月19日20:29

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規制緩和は癒着と腐敗

 最近アシアナ航空の事故や問題が多発しているが、当然と言えば当然であろう。チョンだから、とかそういう事ではなく、韓国がどっぷりと新自由主義に染まっている国だからだ。

 規制緩和が余儀なくされる新自由主義の世界では、交通機関の安全性は低下すると言わざるを得ない。価格安で客を釣る為、極限までコストを削減する為、人員が疲弊し各種サービスや整備の質も低下してしまう。 それは決して韓国に限った話ではなく、米国や日本とて例外ではない。

 米国の例を出せば、国内線200ドルで運行していたイースタン航空という会社があったが、規制緩和後に89ドルで運行する参入企業が現れ、競争を余儀なくされたイースタン空港は1万人のリストラ、CAは1フライト4人常務だったところを3人常務にされ休憩時間も半分とされ、その上給料は18%カットという目にあった。フライト後のCAは皆疲れきった状態になっていたという。

 日本の例では、規制緩和後に日本航空は機付整備員制度を廃止、格安の外注で整備を済ませるようになった。 格機体専属の整備士でなくなるとやはり不具合は多発するもので、日本航空でも年64件(2005年)もの不祥事を起こしている。 チョンザマァと言いたいところではあるが日本とてアシアナ航空を笑える立場ではないのだ。

 タクシーや運送業も同じで、需給調整規制の撤廃により過当競争に陥り、各企業がブラック化、従業員をなるべく低賃金でなるべくこき使うようになっている。
 人員が疲弊している結果、トラックやタクシーの事故は増加している。たとえば、仙台を例に挙げると2001年にはタクシー事故件数301件だったのが、2004年には399件と32%増。


 規制緩和は、過当競争とデフレをもたらす。そして、確実に安全性まで失われているのだ。 

 経済活動は自由主義に任せれば神の見えざる手により上手く調整される、なんて事は決してない。 無規制な市場原理は、秩序の崩壊を生む。現に、数々の規制緩和を行った現在の日本社会は、ブラック企業がはびこる無秩序な社会となっている。

 このような規制緩和を進めた国賊共は誰かというと、竹中小泉は有名だが、その他、ダイエー会長の中内功、そしてオリックス会長の宮内儀である。(更にパソナの南部、エイチエス証券の澤田、ソフトバンクの孫、と、当時規制緩和を推進した連中はいかにもな大企業揃いである)

 中内にはこんなエピソードがある。
「大量の商品在庫を保管していた為に天井の梁が曲がっていて、いつ崩落するかヒヤヒヤしていた」という旨の発言をしたという逸話があるのだ。
 大店舗法を廃止させ、大規模店舗経営による大量生産品の大量入荷によって原価節約を行っていた中内氏だが、ここでもやはり、その経営がたたり店舗の天井の梁が曲がり崩落の恐れがあったという危険性を無視したまま営業が行われていたというのだから、これも低コスト戦略の為には秩序など気にもかけない資本家の例と言えるだろう。

 また、オリックスの宮内は、あの悪名高き村上ファンド立ち上げ時の出資者である。

 村上ファンドは、過当競争により傾いた会社の株を買占め、その会社へリストラや非正規雇用や資本を格安の外注にするよう圧力をかけ、過酷なコスト削減により当該企業の利潤を増やし配当金を得る、または株価が上がったところでうっぱらう。 そうやって儲けていた村上ファンドから更に資金を吸い上げていたのが、当時の日銀総裁福井俊彦、そして宮内だ。 (村上ファンドに限らず、米企業でもこのような事例は多い)

 規制緩和がいかに日本の労働環境をブラック化させ、輸入や外注を増やし、GDPを押し下げてきた事か。そして旗振りのメンバーを見れば分るように、明らかに規制緩和を利用して私腹を肥やそうとする企業と政治に癒着、すなわちレントシーキングが行われてきたか。

 90年代から現在にかけてまで行われてきた規制緩和の結果、推進してきた一部の人々のみ甘い蜜を吸い、一方で貧困率は米国についでOECD諸国ワースト2位、徴税効率も悪くなり税収大幅減。国益など全くなかった。
フォト


 勿論、中には必要な規制緩和もあるにはあるだろう。だが、政治家や大企業の関係者が規制緩和云々と言っていたら大概ろくでもない話だと警戒しておいた方がいい。
 参院選では、残念ながら渡邊美樹も政界入りするだろう。この事からも、ブラックな香りがプンプン漂ってくる。

 このままでは果たして、国民生活はどうなるだろうか?  レントシーキングによってアベノミクスに失敗すれば、数年後には再び自民党は失墜してしまうやもしれぬ。


 

■規制緩和の徹底が重要=成長戦略めぐり―浜田内閣参与
(時事通信社 - 07月19日 11:02)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=2509198
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