今回は20周年スペシャルで、5話どれもがフジテレビの他の番組との競演。
それ故に、テレビという舞台が多い一夜でした。
○前回日記
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1302674058&owner_id=2439568
○ニュースおじさん、ふたたび
・物語
事件や事故現場に必ず居る、通称ニュースおじさん。
彼は報道クルー到着よりも早く、場合によっては同時刻に複数の場所に現れる。
おじさんは事件を察知しているのか
おじさんに執着する余り、奇人扱いを受けるヒロインのニュースキャスター。
彼女は慰労の旅行先でおじさんを見かけてしまう・・・
そしておじさんは「契約を交わそう」と彼女に告げる。
・競演作品
めざましテレビ
・感想
恐怖枠。
20年前の作品へのオマージュ?
前作を忘れているのは悔しいが、よくよく考えるとあの頃のオレは小学生。
覚えてないのも無理はないか。
○ナデ様の指輪
・物語
ほぼ100円ショップの収録で偶然指輪を手にした塚地、
それ以来ハリウッドや政界などとありえない幸運を手にする。
しかしそれは代償を伴うもの。
4年置きの4月4日、指輪の持ち主は他人の罪も背負って死ぬのだと言う・・・
・競演作品
はねるのトびら
・感想
恐怖枠。
絶頂から死への恐怖、指輪の運命に翻弄される塚地の演技は悪くなかった。
○もうひとりの私
・物語
FUJIWARAの藤本に身に覚えの無い事態が起こる、
それは藤本のドッペルゲンガーの仕業であった。
そして藤本ドッペルゲンガーは語る
「自分が現れて3日後に藤本本体は消えてしまう、しかしそれはヴァージョンアップである。
こうしたドッペルゲンガーとの入れ替わりで人類は進化してきた」のだと。
藤本本体は藤本ドッペルゲンガーの殺害を決意するが・・・
・競演作品
爆笑レッドカーペット
・感想
人間賛歌枠。
短い時間の中で2転3転する展開は、流石世にも奇妙な物語。
芸人さんが多数出演されたのが嬉しかったです。
○まる子に会える町
・物語
35年間勤めた会社をクビになったサラリーマンは西田敏行。
資格も無くパソコンも扱えない彼は、なかなか次の職が見つからない。
そんな先の見えない状況で偶然辿り着いたのは、しみず。
そこでまる子と出逢うのだった。
・競演作品
ちびまる子ちゃん(アニメ)
・感想
人間賛歌枠。
いつの間にやら、ちびまる子ちゃんで使われている曲が身に染み付いる。
そしてまる子の声や、あの町並に郷愁を覚えてしまう。
ちびまる子ちゃんが日本人全体の心のふるさと的扱い。
・貴腐の腐
ちびまる子ちゃんは普段はおとぼけキャラだが、
偶に心に残る1話なんてのがあったりする。
今回のまる子はそういった役どころ。
短い時間,競演、と様々な枷がある中で、
無理矢理そんな一面を入れているため物語全体としての流れは悪い。
競演作としては一番面白いが、物語としては今回一番の駄作。
○台詞の神様
・物語
フジテレビ開局50周年特別企画「わが家の歴史」の脚本家である三谷幸喜は、
どうしても柴咲コウの台詞が思い浮かばない。
そこに珈琲を持ってきた客室係りは、柴咲コウよりも少し目が大きくて、柴咲コウよりも少し背の高い、柴咲コウにそっくりとよく言われる女性であった。
そんな彼女とのやり取りは、まるで自分ツッコミとの戦い。
そんな、行き詰まった時の脚本家の苦悩が綴られる。
・競演作品
わが家の歴史
・感想
本気でバカやっている枠。
柴咲コウって妖艶な美人って印象でしたが、実にはっちゃけている。
彼女の演技があってこその一話。
世にも奇妙な物語というよりも、三谷作品の一つとして面白かった。
○まとめ
それは競演作品に気を使ってなのか、どの作品も毒が薄いように思う。
火事の演出など、世にも奇妙な物語ならではの気合も感じられない。
そんな中、予算が低くても面白い作品は作れるんだと、
台詞の神様だけは抜群に良かった。
競演って企画自体は面白いが、それで作品の質が落ちるのは残念。
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