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2009年07月15日00:33

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心理学とキリスト教

ガンの発生原因と人間の性格を結びつけるというのは
いかにも西洋人らしい発想である。
キリスト教徒にとっては人間のパーソナリティーは一つしかない。
一人の人間に対して一つのパーソナリティーが神から与えられる、
というのが基本的な考え方であるからだ。
東洋思想はキリスト教の教えとは異なる。
一人の人間には複数のパーソナリティーが存在する、という考え方だ。
キリスト教徒から見た東洋人は「多重人格者」なのである。

ところが現在の日本人というのは明治維新以来、西洋思想に侵され
物事の発想が西洋人と同等になってしまったので
一人の人間の性格は一つしかない、と考えている。
だから「血液型性格判断」なんかは受け入れやすいし
西洋人の標榜する心理学も受け入れやすい。

心理学にはキリスト教的な思考法が基本にある。
人間の行動には合理的な理由がなくてはいけない、と考え
その理由を探すのが心理学である。
けれども私はそうは思わない。
人間の行動すべてに合理的な理由はないと考えている。

先日ある雑誌の鴻上尚史のコラムに面白いことが書いてあった。
「インフルエンザが流行した時、欧米人がマスクをしなかった理由はキリスト教にある」と。
だがそうやって人間の行動に合理的説明を求めることこそが
キリスト教的発想なのである。
欧米人だろうが中国人だろうがマスクなどしない。
ただ鬱陶しいからで特別な理由はない。
人間は不快に感じることはしないものだ。
不快に感じることに説明など要らない。

人間の行動すべてに合理性を追い求めるから、ストレスが溜まるのである。
理由を説明出来ない他人の行動を見ると納得がいかず
その理由について深く考える。
そうするうちに人間不信に陥ってしまうのである。
つまりガンと人間の性格の関係について考えれば考えるほど
ストレスは溜まり病気を誘発することになるわけである。



「ガンになる性格」を知っていますか?
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=897537&media_id=77
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