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2007年08月27日11:35

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裏日記

8/23〜25まで三日間、仙台にいました。

そして、その日その日の出来事をこのmixiの日記にも綴りました。



今回の日記は前の日記には敢えて記さなかったことをまとめて書きたいと思います。




始まりは24日の朝、仙台初野宿から起きてノートの日記を書いてる時。


ホームレスっぽいじぃちゃん登場。

「ここのベンチは良いなぁ。」と一言。


話を聞くと昨晩別な公園で野宿をしたらしいんだが、ベンチの真ん中に手摺りみたいなのがあって、横になって寝れなかったそうだ。

僕もそういうとこで寝たことがあるので共感した。



やっぱホームレスだった。



で、そのじぃちゃん僕の荷物を見て、どこから来たのか尋ねてきた。


嘘もなく教えてると、いつの間にか色々話してる自分がいた。


じぃちゃんはそんな僕に山形の上にある道の駅象潟を勧めてきた。

あそこの風呂場から見える夕日が最高にキレイだという。
象潟には朝一で行ったことはあるが、夕日は見たことがなかった。


そんなことよりその話をしているじぃちゃんの顔が楽しそうで、なんだか哀しくなった。



昨日からなにも食べてないというじぃちゃん。


お金はあげたくなかったので、持っているお菓子をいくつかあげた。


じぃちゃんはペロリと食べた。


するとじぃちゃん、こんなことを教えてくれた。


なんか明日、五橋公園という所でホームレスさんのためにご飯が支給されるらしい。
じぃちゃんはそれに行くという。

僕も行くことになる。


その日の昼間、僕は携帯の充電のためDoCoMoショップへ。コンビニでパンを買ってお昼を済ませる。さすがに公園に戻ってじぃちゃんの前で堂々とは食べれない。



そして、錦町公園に帰ってきた。


じぃちゃんはまだいた。全く動くことなく、どこか一点を見つめて。


僕はストリートをするまで、この公園で曲作り。


周りから見たら、なにこれ?と思うような光景にはなってたと思う。


夕方、ライブに行って、夜に帰ってくる。

じぃちゃんは…やっぱ寝てた。


僕もそのベンチの向かいのベンチに横になる(写真がそのベンチと真ん中にある机です)。


なんとなく安心して眠れた。




次の日、25日。


僕より先にじぃちゃんは起きてた。


この日はタダでご飯が食べれる五橋公園に行かなければならない。


じぃちゃんと一緒に歩き出す。

じぃちゃんも荷物がいっぱいみたいで大変そう…。


僕も自分ので精一杯だから、無理。


五橋公園到着!


確かにホームレスさんが多い、というか集まっている。

12時になってボランティアの人が何人か来て、ホームレスを支援する会が始まった。

30人以上集まったホームレスさん達にカレーライスを好きなだけ食べさせてくれるという会。

その他にもブルーシートに並べられた衣服やカップ麺やバッグ等を提供していた。


僕もカレーライスを頂いた。おかわりして腹いっぱい食べた。
とてもおいしかった。

さすがに物品コーナーには行かなかった。

何日か振りに飯を食べる人も中にはいる。
そんなホームレスさん達がみんな楽しそうにカレーを食べて、物を受け取って周りに自慢気に見せている。
すごくいい顔してる。


なんかとても素敵な光景を見てる自分に得した気分にもなったし、居たたまれない気分にもなった。



目的も済んだので、満足感を隠し切れてないじぃちゃんとまた錦町公園に戻る。
暑くてかなり疲れる。
じぃちゃん、超辛そう。

何度か休憩を挟んで無事帰宅。


暑さに我慢出来ず、上半身裸になる。
じぃちゃんは疲れて寝る。
さらに我慢出来なくなった僕はアイスとジュースをコンビニで買ってくる。

その間、荷物は公園に放置。

そんなことしたら、危ないんじゃない?と思われるが、絶対に盗まれる心配はないと確信していた。


戻って、また裸になって、アイスを食べているとじぃちゃん起床。

そして、僕の様を見て、アイスが食べたくなったらしく同じやつを購入。

二人でバニラを堪能する。

それから、僕は曲作り。
じぃちゃんはタウン情報誌をひたすら読んでた。


そうやって日は暮れていった。


僕はライブに行く時間になったので、出掛ける。

じぃちゃんはタバコをフカシながら一点を見つめ、何か物音が聞こえるとそちらに視線をやってまた元の視線に戻るという動作を繰り返しただ座っていた。







仙台三日目のライブが終わって、暗くなったマイホームへ帰宅。

じぃちゃんは寝てた。

他にも二人ばかしホームレスさんがいて寝てた。

でも、僕が使っていたベンチだけは誰もいなかった。
まるで予約席の札が貼られてるみたいに…。





朝になった。
天気は素晴らしく良かった。
僕は仙台を出る準備をした。
意外にもすぐに出来て、ただ一点を見つめてるじぃちゃんに行ってくると告げた。


声は出さず、ただ何度も頷いたじぃちゃん。


「またいつか。」という途方もないセリフが最後の会話だった。




じぃちゃんが僕のことをどう思ってたのかは、分からないし、知りたくもないけど、僕は本当にいい出会いをしたなぁと心から思った。





写真はその寝床になってたベンチです。

少しだけ、じぃちゃん写ってます。
寝てるけどね。


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