11月になった…霜月…寒々とした時期の到来のはずなのだがかなりの高温…
散歩を始めてすぐに…悲しみだけに心はいっぱいになった…タヌキの死体が道端に…全身は疥癬によってこの時期なのにほとんど毛がない…
今朝方車にはねられたばかりだろう…このタヌキの家族は知っている。すぐ近くのお寺の境内の雑木林に住んでいるタヌキの一族の一匹だ…
先代のこの辺りの親タヌキの写真すら持っているし、ワンちゃん連れていないときは気軽に声かけて来た連中の一族…
…
悲しい…
歩き続けて温かな朝の陽だまりでは安らぐネコたちに多く出会えた…野良から家猫まで…
チョウゲンボウがカラスとせめぎ合い…
ひとしきり歩き戻る道で…人に驚いて駆けてくるタヌキに出会った…瞬時に声をかけてしまった!
お前の家族は死んだ!お前はこんなところで死ぬな!生き残れ!と…
歩いてくる老人はタヌキにほくそ笑んでいるが、わたしは怒りが立ちのぼる感じなのだろう…怖がりながら避けていく…
家族の死を悲しんで人前に出てきたタヌキもまた疥癬で毛が少ない…生き残れ!と言いながら諦めているわたしがいる。
どこに向けたらいいのか…この怒り…
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