今夜のお一人様映画会は
『レインマン』原題/Rain Man 1988年でした。
慢性寝不足で、寝ても寝ても眠いので早く寝ようと思っていましたが
年に何回あるかないかの連休だったので映画会を開催してしまいました。
この映画は思い出のある映画です、
学生時代に観ましたが、その頃は「自閉症」についての知識が乏しく
映画の本質がよくわからなかったのでした。
でも勉強して、臨床心理学専攻の「社会福祉士」になった今では理解できます。
自閉症では、環境が変わる、手順が変わる、言葉が違うだけでパニックになること
障害者の人の中には、健常者ではありえない卓越した能力がある人がいるのです。
この映画では数字に関する事に驚異的な能力を見せました。
日本でも「山下清」さんのように、ちぎり絵ですごい表現力をもった人もいます、
念のためですが、山下清さんは旅先で視たことをその場で描くのではなく
帰ってから、記憶だけであの壮大なちぎり絵を完成させていたのです。
そんな能力を持っていますが、社会に適合する能力が乏しいのが現実です、
社会に適合させるため、健常者に近づける訓練をすると
なぜか、その卓越した能力が消えてしまうそうです。
映画の中で、ダウティン・ホフマンは自閉症を演じていましたが上手ですね
さすが映画俳優です、こだわるしぐさなど思わず、分かって笑いがでてしまいます。
でも映画の冒頭に出演していた施設で他の利用者に、
「ダウン症」らしき人も映っていて、本物を追求したのだろうと考えました。
「障害は個性か?」の質問が時々出ます、でもこれは永遠に答えが出ないと思っています、
例えば知的障害は集団の偏差値から平均100とし、70未満が障害とされています、
ならば障害者の出現率は必ず人口の3%になるのです、
どんな高度な知識を持っていても、集団には3%が障害者になるのです。
臨床心理学専攻だったので話が逸れてしまいましたが
障害者への偏見に惑わされず、本当の兄弟を見つけることができたことに
レインマンは名作だと思います。
ここは淀川長治さんの言葉を借りまして
「それでは次回を御期待下さい。サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」
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