高次元宇宙に住む知的生命体、「神」は、この三次元宇宙空間の島宇宙「銀河系」一つを、一個体で管理しているが、この三次元宇宙には、数千億個の銀河系があるので、数十億人しか居ない地球人類の百倍以上、「神」は存在する。
この銀河系にも神は存在するが、銀河系には数千億の恒星系があるので、神が地球を訪問して地球の面倒を見てくれるのは、数千年おきに数分間だけである。
銀河系内の知的生命体のうち、いくつかの種族は、超光速瞬間移動、スペースリープを行える宇宙船によって銀河系内の何万光年も離れた恒星系の間を旅していて、地球を訪れた事もあるが、宇宙船自体にスペースリープ能力があるのではなく、神によって、宇宙船を三次元宇宙空間からつまみ上げてもらい、高次元宇宙空間を通って、目的地の三次元宇宙空間へ降ろしてもらっているのである。
あたかも、障害物に阻まれて進めずにいる蟻を、人間がつまみ上げ、障害物の向こうへ降ろしてやるような感じである。
スペースリープサービスを受けられる種族は、現在、この銀河系では「惑星D」の「恐竜人」と「惑星F」のホモサピエンスだけである。
「恐竜人」は6600万年前の小惑星衝突の寸前に、神によって地球から救い出されて惑星Dへ移住させられた恐竜の一種、トロオドンから進化した種族で、約20万年前に21世紀地球レベル文明に達し、5万年前に、神からスペースリープサービスを受けられるようになった。現在ではスペースリープ管制は恐竜人が、神に代わって行っている。
惑星Fのホモサピエンスは、約4万年前に、恐竜人によって地球と環境が酷似した惑星Fへ移住させられた、男女512人ずつの地球人類の子孫で、1万4千年前に21世紀地球レベル文明に達し、1万3千年前〜1万1千年前にはスペースリープ宇宙船で、銀河系内の諸恒星系へ進出して、銀河人類第一文明を築いていた。
1万1千年前に、恐竜人によってスペースリープサービスの提供を中止され、て崩壊した銀河人類第一文明だったが、2百年前に、再びスペースリープサービスを受けられるようになり、十九世紀後半から、地球を訪れるようになっている。
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