夏休み、と言えば海、である。
夏休み、と言えば怪獣映画である。
1966年の夏休みに観た東宝怪獣映画「フランケンシュタインの怪獣サンダ対ガイラ」では、海のフランケンシュタイン、ガイラは、人食い怪獣で、人を手で捕らえて口に入れて、咀嚼して、衣服は食べないで、人がミカンやブドウを食べた時みたいに吐き出すのである。
女の人が食べられて、着ていた衣服が吐き出されたシーンで小学校三年生だった我輩は性的興奮を感じたのであった。
それから60年。我輩は、パラレルワールドから巨大宇宙船「巡宙艦マヤ」に乗って来た5120体の大小ロボットに御主人様、と認定されて、ロボットたちは、我輩の命令には絶対服従してくれる事になった。
ロボットたちが我輩を御主人様、と認定してくれたのは、我輩がDNAも指紋も趣味嗜好も、ロボットたちを造った、パラレルワールドの我輩、テロリン総統と全く同じ、だったからだ。
「夏だねえ。夏休みだねえ。夏休み、と言えば海。夏休みと言えば怪獣映画たねえ。パラレルワールドのテロリン総統も、そんな事、言っていなかった?」
我輩は巡宙艦マヤの艦長の伊吹マヤに言った。
「はい、テロリン総統も、夏休みになると、海に怪獣を出現させて、

姿の十代、二十代の美少女、美女をさらって来させたりして遊んでいらっしゃいました」
「我輩も、それをやりたいと思う。身長36m位の半魚人ロボットを造って、

ギャルをさらって来させたい。

姿の美少女たちを丸呑みにして、剥ぎ取った

を吐き出させ、全裸になった美少女たちを球形宙雷艇、超兵器Q1号に連れ込んでHな事をしたい。半魚人ロボットは、メカダゴン、と呼称する」
「かしこまりました御主人様。36mサイズだと、完成までに二週間ほどかかります。メカダゴンの出現場所は、どこになさいますか?」
「海底の水深が深い相模湾が良いだろう」
と言うわけで、8日の上旬から中旬にかけて相模湾に面した海水浴場には身長36mの半魚人ロボット、メカダゴンが現れ、

ギャルがさらわれることになった。
ちなみに、球形宙雷艇Q1号は、本体直径115・2m。厚さ27�僂離�ーボン同素体装甲に被われ、長さ14・4mのトゲ十八本が生えた、巨大なウニのような物体である。
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