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2026年06月14日07:29

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残忍極まる旭川女子高生殺害事件 懲役27年求刑への

残忍極まる旭川女子高生殺害事件 懲役27年求刑への強烈な違和感
風を読む 論説副委員長・川瀬弘至
2026/6/13 14:00
川瀬 弘至

筆者は学生時代、雄弁会(弁論部)に所属した。きっかけの一つは大学入学の直前、昭和64年1月に起きた女子高生コンクリート詰め殺人事件である。

前年11月に東京の不良少年グループが埼玉県内で17歳の女子高生を拉致し、約40日間も監禁して集団で暴行、強姦(ごうかん)し続けたうえ、凄惨(せいさん)なリンチを加えて殺害、遺体をコンクリート詰めにして遺棄した事件だ。

平成元年3月に主犯格の18歳をはじめ17、16歳の少年4人が逮捕され、残忍な犯行が新聞で報じられると世論は激高した。だが、少年法により犯人は匿名で極刑にもならない。被害者や遺族の苦しみより加害者の「人権」が重んじられる、そんな社会でいいのかと、雄弁会の門をたたいた。

当時の大学には人権派気取りの学生が多く、死刑廃止論が盛んに論じられていた。そんな連中に議論を吹っかけ、「もしも君の妹さんが残忍に殺されて、その犯人が懲役20年くらいでシャバに出てきたら、君は許せるのか。妹さんの顔を思い浮かべながら答えてくれ」と聞くと、たいていは黙り込んだ。

だが周囲の何人かが考えを変えても、社会は変わらない。大学3年の夏、東京高裁は主犯の男に懲役20年の判決を下した。

その後に新聞記者となって30年あまり、社会はだいぶ変わった。平成17年には刑法が改正され、殺人罪の法定刑下限が引き上げられるなど厳罰化した。

それなのに…。

北海道の旭川地裁で8日、2年前に起きた女子高生殺害事件の裁判員裁判が開かれた。無職の内田梨瑚(りこ)被告(23)らが17歳の女子高生を車で長時間連れ回して暴行した上、全裸にしてつり橋の欄干に座らせ、川に落として殺したという、残忍極まりない事件である。

しかし8日の論告求刑で、検察がもとめたのは、懲役27年というものだった。

なぜだ、と全力で問いたい。求刑通りなら内田被告は40代で社会復帰する。一方で被害者は戻らず、遺族の嘆きと苦しみは一生続くのだ。

検察側は、犠牲者が1人では有期刑が圧倒的に多い過去の判例を考慮したのだろう。だが遺族からみれば、その1人が全てなのだ。たとえ判決で減刑されても、死刑か無期懲役を求刑すべきではなかったか。

筆者にも子供がいる。その顔を思い浮かべながら、震える手でこの原稿を書いている。
https://www.sankei.com/article/20260613-U53222KCVRLXLDWNHA6J7YLFGU/
快楽殺人者が20年もすると娑婆に出てくる。
殺人を快楽にする人間は刑務所に何年いても反省なんてしない。
ゾッとする^^;
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