これは既に公式に発表されている内容ですので、全体への公開とします。
まずは、In Deepの記事を読んでください。
https://indeep.jp/oil-distribution-will-stop-in-september-2026/
この話、正直東南アジアとかヨーロッパを想定していましたが、先週の各報道によると、13府県の石油コンビナート立地自治体が政府に提出したコストが跳ね上がり、調達リスクも増し、このままでは採算が悪化して操業維持が難しくなるという話しが涌いてきましたので、ちょっと時間がかかりましたが解析をしていました。
表向きの要望は「価格・調達コスト」ですが、調達先を変えるには設備改修が必要(=余裕がない)+価格高騰が即座に操業に影響(=バッファが薄い)+自治体が前面に出て要望(=企業単体では吸収できない)という切迫詰まったものです。
つまり、「精製オペレーションの余力が薄くなり、調達リスクが高まり、このままでは操業維持が難しくなるための要望書」であり、実際には「構造的に5月中旬には石油コンビナートのオペレーション・ストレスレベルの領域に達していた可能性は高い」事を示しています。
In Deepでは6月と書かれていましたが、これが5月に起きたということは、専門家の予想より早く進んでいることになります。
自分自身も6〜7月からを考えていたので、読みを間違えてしまったことになります。考えが甘かったです。
ここからは個人的妄想の予測ですので、あくまでも参考としておいてください。
明日からの予測
6〜9月:オペレーション・ストレスレベルの進行(初期)
1.コンビナートの減産ラインが増える
2.特定誘導品(PP・PS・PE)の偏在が発生
3.物流の目詰まりが顕在化
※ちなみに最後まで物流で残るのは郵便局
9〜12月:局所的な“ライン停止”が出る可能性
1.特定の樹脂(PP・PE・PS)で供給不能が発生
2.これは コンビナート全停止ではなく、ライン単位の停止
12〜翌1月:オペレーション・フロアレベル(限界超え)に到達
限界超え=“ライン単位の停止が連鎖する”のであって、日本全体の精製が一気に止まらない。止まる順番は次の順番
ナフサ(石化原料)
→ プラスチック・包装材・医療材料が最初に影響
重油(需要減+採算悪化)
→ 産業用ボイラー・船舶燃料に影響
軽油(物流)
→ 価格高騰 → 配送コスト上昇 → 物流遅延
灯油(冬季ピーク時に逼迫)
→ 寒冷地優先 → 関東は後回し
ガソリン(最後まで残る)
→ 日本はガソリン余剰国で輸出もしているため、最も耐久性が高い
そして、物流は“細る”=遅延・便数減・価格上昇が起きる。ただし完全停止はしない。
では来年予測される時系列
1〜3月:ガソリン・灯油は普通に買える
:ナフサ系(包装材・プラ製品)が先に崩れる
:物流は遅延が出始める
→ ソフトランディングに見える
3〜6月:製造業の減産が広範囲に拡大(化学・自動車・家電)
医療材料の不足(点滴バッグ・注射器)
軽油価格高騰 → 配送遅延
→ 生活に影響が出る“中間ランディング”
6〜12月:備蓄枯渇リスク(政府は代替ルート確保を急拡大中)
特定製油所の停止が連鎖
灯油の地域偏在(寒冷地優先)
→ ハードランディングに近づく
※事実上、関東を含む温暖地では、灯油は買えませんので、電気パネルヒーターや薪(時計ストーブ)・炭(火鉢)などの「保険」が必要です。
逆に言えば、居間までのエネルギー使い放題の生活スタイルを変えるチャンスです。
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