イオンシネマ板橋でマイク・フラナガン監督、トム・ヒドルストン主演のファンタジー「サンキュー、チャック」を字幕版で鑑賞してきました。
大規模な自然災害と人災が次々と地球を襲う終末期。インターネットやSNSも機能しない閉塞感に包まれた街では、テレビやラジオに街頭などで「チャールズ・クランツに感謝します。素晴らしい39年間に、ありがとう、チャック」という広告が次々と現れます。
彼は一体何者なのか………高校教師のマーティーは元妻のフェリシアと合流したところで、物語はチャックことチャールズ・クランツの足跡を辿るものへ移行。一見どこにでもいるような平凡な男の半生に隠されたドラマとは!?
マーティーの視点を通して描かれる終末期。セラピーで困ったこととしてエロサイトが消えてしまったと嘆く男に同意するユーモラスさはありますが、スマホ中毒な自分にもしそうなったらと考えさせられる部分もありました。
そしてトムヒ演ずるチャックのパートは、ストリートミュージシャンに即興のダンスでコラボする生真面目なチャックのギャップが大きな見せ場。そこから両親が事故で他界して厳格な祖父と優しい祖母に育てられる少年時代へ。なぜチャックがダンスを得意とするのか、祖父に立ち入り禁止を告げられた屋根裏部屋の秘密が中心。そして現在のチャックが直面する状況で1本につながる構成には引き込まれました。
これは傑作!!トムヒの新たなる魅力、ファンタジーとしても見応えがあって不思議な余韻が残る作品でした。
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