老舗出版社〈イライアス・クラーク〉の看板雑誌「ランウェイ」を去って20年。アンディ・サックスはNYヴァンガード紙の記者として活躍していた。が、ある日突然記者全員が解雇される事態に。紙媒体業界の縮小・再統合の波に呑まれた形だ。しかし無職になった直後、アンディは〈イライアス〉会長アーヴから「ランウェイ」復職を打診される。先ごろ「ランウェイ」は、労働搾取で訴えられたアパレルブランドを誌上で猛プッシュしてしまいバッシングを受けていた。読者への信頼回復のため、新たな特集記事エディターになってくれないかと言うのだ。あのミランダの下で働くのは気が進まないが、オファーを受けるアンディ。だが出社初日、ミランダは広告主への謝罪行脚で忙しく、アンディのことを思い出せないほど。とりあえず謝罪に同行してみると、行き先はクリスチャン・ディオール。そこでミランダとアンディを迎えた販売マネージャーは、あの嫌味な〈エミリー〉であった…
「プラダを着た悪魔2」
以下、ネタバレを着た悪魔2。


完璧な形でエンドマークをつけた一作目にどんな続編を作っても蛇足だろうと思っていたが、そうでもなかった本作。出版業界が激変する中でランウェイがどうなるのか、ミランダがどうなっているのかはやはり興味深いし、シンデレラ的なファッション映画ではなく現代に合った「お仕事映画」として作ってくれたお陰でかなり楽しめた。ミランダが全くブレてないのが頼もしい反面、時代のおかげでコンプラ(コートは部下に投げつけない)と予算削減(飛行機はエコノミー)に屈服しているサマはギャグとして上手く機能して笑えたな。アン・ハサウェイは相変わらずキュートだし、エミリー・ブラントは相変わらずイヤミでやっぱりブレてない。立場と関係性が変わっても3人の中身が変わらないのは安心感があるね。そしてナイジェルの策士ぶりがまた良し^_^
一作目の復習はやはり必要な続編です。アンディの出社初日、通った公園の屋台で青ベルト二本売ってるとか、〈本〉を届けるときに2階に上がるバカはいないとかのネタは、一作目を覚えてないと笑えないところです。オススメ。
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