オーストラリア軍SASの狙撃兵ライアン・ローガンは、交通事故で妊娠中の妻を失った。残されたのは重傷を負った幼い息子ビリーだけだ。
抜け殻となったローガンは、除隊し職を転々としたが、定職に就けないまま8年が経過。その間ティーンエイジャーとなったビリーは薬物使用や暴力行為などで補導され、いずれ少年院行きな問題児となっていた。ローガンは彼との距離を測りかね、父親らしいこともできないでいる。そんなある日、ビリーが飲酒運転で事故を起こした。ローガンはその弁済のため、危険な仕事に手を出すことに…
「トランスフュージョン」
輸血を意味するタイトルは、ビリーの希少な血液型Rh nullに由来。息子に思いを伝え何かを残そうとする行為を輸血に喩えたのかも。劇中でキーマンとなるのが戦友ジョニー。演じるマット・ネイブルはいかつい顔した人だけど、本作で脚本・監督を務めています。
主演のサム・ワーシントンも巧いし演出もなかなかなんだけど投げやりな終盤がちょっと惜しい一本。
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