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2025年12月31日01:13

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2012年12月31日の日記  不自然な平等と自然な格差

日本人は、どうすれば嫉妬されないで生きていけるのか?
それを長い間考えて来た民族だといえる。
だから、出過ぎた杭になることを好まない。
集団から突出した存在になると、やっかみによる妨害工作が始まり
その結果、村八分にされ、居場所を失うことになる。
だから「なるべく嫉妬されないで、慎ましく生きていくこと」を美徳だと考えている。
清貧の思想はここから生まれた。

日本人は横並びが好きだ。
周囲に注意を向けて、
常に自分一人だけが、飛び抜けないよう心掛けないといけない。
「ムラ社会」の伝統が根付いていたため、
平等を掲げる社会主義思想が広く浸透したことは、必然だったのかも知れない。
元々、日本人は平等が好きなのだ。

昔の日本人は一部の貴族や豪商などを除けば、ほとんど誰もが貧しい農民だった。
だから一人だけ抜け駆けすれば、皆に周知させることになり
村八分にされることを知っていたから、
自制心が働き、能力があってもそれを自慢することをためらった。
嫉妬心というのは怪物である。
妄想が膨らみ、他人との些細な違いが大きな摩擦を生む。
その摩擦は仕舞いには怪物へと変貌するのである。
嫉妬する人は被害妄想が膨らみ、
自分だけひどい扱いを受けていると信じてしまうのだ。

人間の嫉妬心は、大きな力となり体制を崩壊させることさえある。
政権交代や革命などの主な原因は嫉妬心だ。
嫉妬心が政権交代や革命を生むのである。
そして戦争の主な原因も嫉妬心だ。
持たざる者は、持つ者に対して強烈な嫉妬心を抱く。
そして権力者を失脚させ、自分自身が権力者になることを夢見る。
明治維新がそれだ。

日本人は嫉妬心を恐れ、「どうすれば争いを回避することが出来るのか?」
それを長い間考えて来た民族である。
だから政府は「誰もが中流である」という幻想を、国民の脳裏に植え付けたのである。
しかし、ネットが普及して情報拡散が進み、
格差の存在が浮き彫りになったために
「自分は貧乏くじを引いた」と考える人が増え、
嫉妬心を抑えられない人が増え続けているのだ。
嫉妬心は妄想を引き起こす。
無差別殺人はこうして起きる。

そもそも誰もが平等であるはずがない。
誰もが中流でいられる社会というのは不自然である。
国民の多くを中流にさせることの目的は嫉妬心を失くし、
反政府運動を発生させないためだが
人間から嫉妬心を失くすことは不可能だ。
格差があるのが自然である。
他人よりも恵まれた人が、恵まれない他人を助けることが出来れば、
誰もが中流でいる必要はない。
恵まれた人というのは税金を払っていない人のことである。
つまり宗教法人が恵まれない人を助けなければいけないのであるが
金儲けのことしか考えない宗教家が多いのが現状なのである。
それどころか怪しい宗教法人もあり、
洗脳して献金させ国民を不幸にすることさえあるのだ。

格差がより広がれば、深刻な事態が起きるのは不可避だ。
株で儲ける金持ちと、カルトに騙される貧乏人。
「日本沈没」が正夢になる日は近いだろう。


「一億総中流はとっくの昔から幻想だった!?」 日本の格差を知る一冊『新しい階級社会』
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=141&from=diary&id=8587704


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