アタシのユーチューブのフィード、日本凄い系がよく上がってくるんだけど(日本語の特徴とかのビデオを見るとテキメンに『日本語がいかに凄いか』のビデオが出てくる)、昨日見たのは母を訪ねて三千里のアニメがアルゼンチンで絶賛された、というタイトル。動画を見ると、アルプスの少女ハイジの評価を混同してるのもあれば、アルゼンチン人のレビューというよりスペイン人やイタリア人のレビューが多くって、「なにもわかってない人が作ったの?高市のお金貰った系?」とか思うクオリティの低さなんだけどさ。
ま、それはいいとして。それで知ったのはスペイン語でいろんな国で放映されたので動画内で紹介されてるコメントによると「スペイン人の同世代で主題歌が歌えない人間はいない」とか言うの。ということで検索したわ。Serie Marco(マルコシリーズ)としてスペインでは知られてるみたいで、全編+劇場映画版をYouTubeに上げてるアカウントもあった(
https://www.youtube.com/watch?v=-CBzROcXGGw&list=PLPHn4bfDyglMJOO1toJ8M5IDy4pkrU-4L)。スペイン語の勉強になるかしらとキャプションをつけて一エピソードだけみたんだけど、一つで24分、52話で21時間弱、その上話の進行が遅くってかったるいので、こりゃやってられないわ〜、ってなった。
それよりもっと不満なのはさ、「母をたずねて三千里」のWikiを見ると、アニメのWikiだけでそれ以前のこの短編童話の歴史も「アニメに繋がる話」としてしか書かれてないのよね。このアニメが放映されたのが1976年なのでアタシの高2〜高3時代。ということで、もう世界名作劇場を観る歳でもなかったのでこのアニメは観てなかった。でも、はっきり覚えてるのが小学校低学年の時に読んだ本でこのお話があったことよね。なので、児童文学としての「母を訪ねて三千里」のことを知りたいと思っても、どこの出版社がどんな本をだしてたかの情報がないのよ。で、探しに探しまくって出てきたのが、この1927年日本童話研究会阪の翻訳全文(
https://www.aozora.gr.jp/cards/001048/files/45381_18751.html)。アタシが読んだのはこんなかしこまった古風の文体じゃなかったし、子供向けの本だったので昭和40年代前半に出てたこの本のことを知りたいのに、アニメのインパクトで全然検索にでてこないことよね。
読んだ時はマルコがイタリアのジェノバ出身ともアルゼンチンに行ったとも時代背景が1880年代でアルゼンチン・ブラジルへの移民がほぼ北イタリア出身者ばかりだった(
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1990485545&owner_id=25773567)というのも知らなかった。今の知識で接したらちがった読み方・見方もできるんでしょうね(例えば、リンクの童話研究会の翻訳の真ん中位にある≻するとやがて「おいどうしたんだい。」とロムバルディの言葉でいった人がありました、という方言強いイタリアの、ジェノバ出身のマルコがロンバルディアの言葉を「ロンバルディアの言葉だ」と認識する場面)。
あの頃読んだ子供向け本、今読んだらどんな発見があるか、ちょっと興味あるわ
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