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2025年12月14日01:36

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2014年12月14日の日記  40代の嘆き

1996年にテレビ番組「電波少年・ユーラシア大陸横断ヒッチハイク」が放送され
それに影響を受けてバックパッカーに転身した若者が多かったが
彼らは今どうしているんだろうか?
当時22歳とすれば今40歳になっているし、
27歳なら45歳になっているはずだ。

日本では一度会社を辞めると再就職は簡単ではない。
転職して一番惨めなのは年下の社員が先輩になってしまうことだろう。
学歴、経験など自分の方が上であっても
入社が遅ければ先輩社員の指示に従って仕事をしなければならなくなる。
これはかなりキツイ。
いくら年下でも優秀ならば我慢できるが
そうでなければ納得がいかないことだらけで結局また退職してしまったりする。

「電波少年」を見て感化され旅に出てみたはいいものの
日本に戻って再就職しても、年下の先輩社員に叱責され、キレて退職し
挙句の果てに、再び旅に出た人もいるに違いない。
一度旅に出て外国の空気を吸ってしまうと、日本で生き辛くなるのが普通だからだ。
彼らの中には旅先で沈没してしまい、
年に一度か二度日本で仕事をして、古巣に戻るという生活に馴染む者も多かったが、
不況でそんな渡り鳥生活もままならなくなってしまった。
滞在国の現地法人社員になる者もいたが
現地採用社員の待遇は悪く、日本から赴任してきた社員と大きな格差があるのが実情だ。
日本語教師になる者もいたが、薄給でギリギリの生活に甘んじている。
滞在国で商売を始める者もいたがそう簡単に成功できるものではないだろう。

カンボジアのプノンペンには中年バックパッカーがいて
日本人のコミュニティーを作っているが
彼らの中には「電波少年」の影響を受け、一旦タイで沈没し
タイよりも物価が安いカンボジアに流れて来た者もいたらしい。
20代からタイ、カンボジアで生活し既に40代に突入してしまったのだろう。
しかし、「電波少年」を見ても旅に出なかった人たちと
彼らは果たしてどちらが幸せなのだろうか?
番組を見ても旅に出なかった人たちの中には
普通に結婚して子供を育てている人もいるだろうし
未だに独身のままの人もいるだろう。
私は彼らに訊いてみたい。
「あなたは旅に出なくて正解でしたか?」

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