■大の里、口上は「“唯一無二”の横綱を」第75代横綱が誕生「自分自身で考えてこの言葉しかないなと」【大相撲】
(TBS NEWS DIG - 05月28日 10:28)
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大相撲三月場所と五月場所を連覇した大関大の里の横綱昇進が正式に決定、来る7月13日に初日を迎える七月場所(名古屋場所)の番付編成会議と臨時理事会が開かれ、大関大の里の横綱昇進が全会一致で承認された、ですか。その後、茨城県にある二所ノ関部屋で昇進伝達式が行われ、大の里は師匠の二所ノ関親方(第72代横綱稀勢の里)とともに、協会からの使者である出羽海親方(元幕内小城乃花:協会理事)と秀ノ山親方(元大関琴奨菊:審判部に所属する一門の親方)を出迎え、使者が全会一致で横綱に推挙されたことを告げると、大の里は「謹んでお受けいたします。横綱の地位を汚さぬよう、稽古に精進し、唯一無二の横綱を目指します。本日はありがとうございました」と口上を述べたとのことで、「唯一無二」は大関昇進時と同じ言葉だったとか。
初土俵(旧幕下10枚目格付出)から所要13場所での横綱昇進は年6場所制となった昭和33年以降史上最速で同郷(石川県出身)の先輩である第54代横綱輪島(幕下尻格付出)の所要21場所を更新、初土俵から休場と負け越しを経験せずの横綱昇進も史上初と、まさに「記録ずくめ」、また、「大関での二場所連続優勝」は第70代横綱日馬富士以来と、堂々たる成績での横綱昇進であるだけに期待もかなり大きいようで、新たな開催地である愛知国際アリーナ(IGアリーナ)で行われる次の七月場所の最大の“目玉”が「新横綱大の里」となるでしょう。
八角理事長(第61代横綱北勝海)は、
今場所通して、よく集中していて安定感があった。
落ち着いた立ち合いから慌てることがなく内容の良い相撲だった。
全勝する難しさを肌で感じたと思うが、次の目標に向かって頑張ってもらいたい。
これからは、立場も変わることで今まで以上に責任や多くの重圧と戦わなくてはならないが、横綱という最高位の誇りを胸に全力士の手本となるよう、率先して稽古に精進し、これからの新しい時代を切り開いていってほしい。
と、在位時に6回(通算8回)の優勝経験のある横綱らしく大きな期待を寄せており、優勝を決めた直後は、「内容がいい。ここ1年で左の使い方がうまくなった。相手が迷う。大学で実績があったが、努力してきた結果だ。」と発言しています。末尾5の代の過去の横綱には、第35代が69連勝の双葉山定次、第45代が「土俵の鬼」の異名の(初代)若乃花幹士、第55代が「怪童」の異名の北の湖敏満、第65代が「若貴ブーム」の貴乃花光司と「大横綱」が名を連ね、「第75代横綱大の里泰輝」が先輩横綱たちに続く存在になることにも注目が集まると思います。
ただ、三月場所までの土俵でしばしば目にした、苦し紛れに引いて墓穴を掘る悪癖がまた出て来る可能性も否定できず(元大関でNHK解説者の琴風が言う「毒まんじゅう」)、怪我のリスクの指摘もされています。また、大の里自身が千秋楽の表彰式で口にした「体調不良」の要因との指摘もある、稽古量やその姿勢などへの指摘も少なからずあり、充実感のあった先の五月場所の土俵は「フロック」に過ぎなかったと見られるような懸念もまだ出て来るかもしれません。次なる新横綱の七月場所、どんな成績を残しますやら。
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