<主張>立民の別姓法案 家庭に不和のタネまくな
2025/5/7 05:00
立憲民主党が、選択的夫婦別姓制度の導入を図る民法改正案を国会に提出した。
子供に片方の親との別姓を強制したり、家庭に不和のタネをまいたりする悪法だ。立民は法案を取り下げてもらいたい。
夫婦が婚姻時に同姓か別姓かを選ぶ内容で、子供の姓は婚姻時に決め、兄弟姉妹の姓は統一する。すでに結婚している人は、法施行から1年以内であれば旧姓に戻せる経過措置を講ずるという。
子供が片方の親と別姓になる「強制的親子別姓」は致命的欠陥だ。疎外感を持つ子供が出てくる。経過措置で、片方の親と別姓になると告げられる子供が受ける衝撃にもなんら考慮していない。妻や夫のことばかりにこだわらず、親よりも弱い立場の子供の権利を重んじたい。
子供を蔑(ないがし)ろにする法案を提出した立民は反省すべきだ。
子供をどちらの姓にするかをめぐって祖父母らも絡み争いになりかねない。喜ばしい結婚時に起きていい話ではなかろう。経過措置への対応でも不和が生じる家庭が必ず出てくる。
名は体を表すという。選択的夫婦別姓の導入は、先祖から子孫へと世代を重ねていく家族の呼称を否定するものだ。家族の一体感は薄まり、「姓」は家族の呼称から砂粒のような個人の呼称に変わってしまう。戸籍制度を「個籍制度」へ変質させてはならない。
病院など多くの場で、親子や夫婦関係の確認が面倒になるなど余分な社会的コストが生じる問題もある。
選択的といっても個人の問題ではないということだ。安易な思い付きで家族の一体感を損ねたり、社会を分断したりしてはならない。旧姓使用の拡大で対応すれば十分である。
共産党や社民党は立民の法案に賛成したが、支持は広がっていない。日本維新の会は別姓容認でなく、旧姓の通称使用を法制化する法案を提出予定だ。国民民主党は立民案に乗らず、独自法案の提出を検討中だ。自民党は賛否が割れ、意見集約していない。公明党は導入に賛成だが、政府提出法案が望ましいという立場だ。
立民は今国会成立を目指すというが可決の見通しはない。家族や社会の在り方の問題を参院選や政局に利用する算段をしているなら残念だ。
https://www.sankei.com/article/20250507-42XR3YCXLRI6FKXLY2VXR355KY/
立憲民主党は政策集団だけど法案作りに向いてないw
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