自民・小泉進次郎氏「トランプ氏は文書読まない」 関税交渉は「中身でなく戦略的見せ方」
2025/4/11 12:34
沢田 大典
自民党の小泉進次郎元環境相は11日の衆院経済産業委員会で、トランプ米政権が発動した「相互関税」をめぐり、アラスカ産液化天然ガス(LNG)関連の共同事業を日本政府の交渉カードとして検討するよう提案した。武藤容治経済産業相は慎重姿勢を示したが、小泉氏は地政学的なメリットに加え「トランプ氏が文書を読むとは思えない」として具体的な中身よりも「戦略的見せ方」を考えるよう求めた。
アラスカ産LNGをカードに
小泉氏は関税交渉について「どの国もディールが成立していない。ディールをする側の発言はころころ変わる。こうした状況の中で安易にカードを切るべきではない。ただ、対応できる準備だけはしっかり進めてほしい」と前置きし、アラスカ産LNGについて言及した。
トランプ氏はアラスカで世界最大級の天然ガスパイプラインの建設に取り組んでいるとしたうえで「日本や韓国などがパートナーになりたがっている」などと述べ、LNG輸出を重視する姿勢を示している。台湾とアラスカ州の公営企業が購入と開発事業への投資に関する合意書を締結している。小泉氏は「アラスカは米国にとって軍事戦略上の要所だ」とも語り、トランプ氏に対して「可能な範囲で取り組みが進んでいることをどう見せるかという発想は大事だ」と意義を語った。
日本側のメリットに関して、小泉氏は「地理的な近接性がある。地政学的なリスクにも対処できる。南シナ海で中国が軍事拠点化をしているが、仮にそこで何かあった時にも別のルートを持っておくのは日本のエネルギー安全保障上の悲願の一つだ。将来の北極海航路も開けてくる。アラスカに日本の足跡を残す意義はある」と述べた。
安全保障に関しても言及した。「トランプ政権下で米国がインド太平洋地域から引いていくのではないかという懸念があるときに、トランプ氏はビジネスが頭の中にあるかもしれないが、日本は逆手に取って、米国のLNGを通じたインド太平洋地域の経済的依存の関係を構築をして、わが国の安全保障の観点からもプラスの環境を作っていく。こうした発想から、単なるガス案件でなく総合的に考える必要がある」と述べた。
武藤氏は「工事が難しく、時間がかかる。要はコストが合うかどうか。ちょっと厳しいところもある」と述べた。一方で台湾に関しては「先行しているかもしれないが、合意書の中身は大したことはない。ちょっとしたきっかけを作るというやり方かもしれない」と分析した。そのうえで小泉氏の提案について「地政学的なものは強い。北極海は非常に注目を浴びている。外務省などと連携しながら考えていく」と述べた。
「日本はまじめすぎる」
小泉氏は台湾側の動きに関し「そこもポイントだ」と指摘。「トランプ氏は、おそらく文書をそんなに読むと思わない。『合意したのか』『いい相手だ』と。日本はあまりにまじめすぎて、相手が読まないものをいくら頑張ったってしようがない」と語った。さらに「相手にも任期がある。戦略的な見せ方だって(考えられる)。なかなか日本の官僚が一番苦手な部分だ。中身にこだわっちゃうから。まさに、今回相手に見せなきゃいけないのはそこじゃないぞ、という政治のリーダーシップ・舵取りが不可欠な局面だ」として武藤氏にエールを送った。
https://www.sankei.com/article/20250411-4FRMD5FJFREUDA42WYRX7BE3NA/
米国大統領に向かって、文書を読まないって良い度胸してる^^;
アラスカの天然ガスを購入するにしても、パイプライン建設費用を誰が出すのでしょうw
火力発電に切り替えて、米国産の石炭を購入した方が、はるかに喜ばれるし、カルフォルニア米を購入すれば、米価格の高騰を防げて、一挙両得♫
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