葬送のフリーレン、この素晴らしい世界に祝福を!のアクア、異世界おじさんメイベル、と言えば、放っておけば昼過ぎまで寝ている事で有名なキャラクターだが、その三人に似た名前の、桑野茜、ア・クワ。布里井憐、フリイレン。別所芽衣、メイ・ベ。も、いつも正午近くにならないと起きない。
幌馬車隊の護衛で隣の都市まで行って来た翌週の三日目。その日、我輩は、ア・クワ、フリイレン、メイ・ベと共に、冒険者ギルドがある都市から20�劼曚瀕イ譴紳爾惺圓�、洞窟の中に潜むゴブリンを退治することになっていた。
その日の未明、午前3時頃まで、ア・クワと共に、冒険者ギルドの建物内の食堂兼酒場で酒盛りをしていた我輩が、近くに借りている自分の部屋で目覚めたのが、午前11時過ぎ。
最低限の身繕いをして、ギルドの建物へ行き、ギルド内宿泊施設の三人が居る部屋のドアをノックし、大声で「ア・クワ、メイ・ベ、フリイレン、起きてるーっ?」と言うと、「ちょっと待って〜今、目が覚めた〜。テロリン、先に食堂へ行ってて〜」とア・クワが応えた。
結局、食堂に四人がそろって食事を始めたのは11時半過ぎ。
我輩も含めた夜更かし朝寝坊常連の四人にとっては、これは、いつもの事だった。
食事を終えた後、30分の食休み、30分以内で入浴をして、午後2時頃にクエストに出発、20�劼瞭擦里蠅鬘瓜�間で走って3時過ぎから戦いを始める、と言うのが、この日のスケジュールだった。
ちなみに、我輩は脚力16馬力のサイボーグ、メ・イベは100mを5秒、フルマラソンを1時間で走れる超人的運動能力の持ち主、フリイレンは超能力者で、サイコキネシスで自分の体を宙に浮かせて空を飛べるので、1時間あれば20�卆茲梁爾愿�着できるのだった。
そして、夜行性のゴブリンにとっては、午後3時頃が夜明け前の早朝に当たる。その時間からクエストを始めるのは、合理的なのだった。
しかし、この日、三人は、口をそろえて、今日は疲れ気味で気分が乗らないので、クエストをキャンセルしたい、と言い出した。
「先週の幌馬車の旅で、生身の私たちは疲れているんだよ。疲れを知らぬサイボーグのテロリン、ゴブリン退治位なら、一人で出来るでしょう?」サイコキネシス能力者フルイレンが言った。
「地球から持って来た機関銃や自動小銃のタマも、補充してもらったんでしょう?あの、30発を2秒で撃てるイングラムって奴を使えば、ゴブリンなんかイチコロじゃないの。」
超人的運動能力を持つメ・イベも、言った。四週目の差し入れとして、厚さ33�个旅歸瓦龍�度のカーボン同素体製アーマースーツも貰っていたので、仕方なく、45口径のコルトM1911A1自動拳銃と7連発弾倉3本、同じ弾薬を使用する、イングラムM10サブマシンガンと30連発弾倉4本、を持ち、アーマースーツを着用して、一人でゴブリン退治に行くことにした。狭い洞窟内での戦いになるので、銃声で落盤などが起きないように、コルトとイングラムには、サイレンサー、サウンドサプレッサーを装着した。
そして、午後2時過ぎ、ギルドの受け付けのお姉さんに、今日のクエストは一人で行く、と告げると、受け付け嬢は言った。
「えっ?これから行くんですか?午前10時過ぎに皆さんが泊まっている部屋のドアをノックしたのですが、応答が無かったので、クエストどたキャン、と判断して、そのクエスト、キャンセル待ちしていた新人冒険者パーティーに依頼しちゃいましたよ?もう四時間位前です」
それを聞いた我輩は、嫌な予感がして、受け付けのお姉さんに、新人冒険者パーティーの情報を教えてもらってから、時速40�劼婆榲�地へ走り出した。
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