�△�ら続く
指導役のア・クワ、桑野茜に「新米冒険者は、まず下水道の大ネズミ退治から始めるべし」と言われた我輩は、サイレンサーをつけ、薬室に弾を入れてから7連発弾倉を装着し、8発撃ち続けられるようにした、コルトM1911自動拳銃を持ち、下水道に巣くう大ネズミの退治から、冒険者の仕事を始めた。我輩は体をサイボーグ化していて暗視能力があるので、松明などは持たない。
単独で、火も持たない我輩が下水道の中を歩いて行くと、体長70〜80�僉⊃�尾を含めた全長、1・5m近くの大ネズミが次々と襲いかかって来た。毎秒2発位の連射速度で45口径弾を7発撃ち、7匹の大ネズミを撃ち殺したところでコルト45のグリップを握ったまま、左側にあるボタンを親指で押すと、空になった弾倉が銃から落ちた。
すかさず、7発入りの新しい弾倉を装着。1秒後には、また撃ち始め、7発撃って、もう7匹の大ネズミを殺すと、ネズミたちは逃げ始めた。
空になった弾倉を外して、新しい弾倉を装着。前に捨てていた空弾倉も、拾った。
追い打ちをかけようか?とも思ったが、初仕事としては、これ位で良いか?と思い、マンホールから外へ出た。
市下水道局の職員を呼んで、大ネズミの死体を確認してもらった。大ネズミ1匹の討伐で大銅貨4枚貰えるので、14匹でたち銅貨56枚、小銀貨2枚と大銅貨銭6枚、になった。2025年の日本円で11200円、と言うところか?
下水道へ入ってから2時間足らずの出来事だった。
まだ陽は高かったが、冒険者ギルドに戻ってクエスト達成を報告した後、近くの銭湯で汚れを落とし、ギルド併設の酒場兼食堂へ行くと、ア・クワが待っていた。
「生ビールの大ジョッキ」を注文して、「新米冒険者の初仕事成功を祝して乾杯!」と言うア・クワと共に、夜更けまで飲んだ。かなり泥酔したア・クワは、「それじゃ、私は帰るわね」と言って、金を払わずに帰ってしまった。
勘定は、小銀貨1枚と大銅貨6枚になった。宿代を払うと、もうすっからかんだった。
続く
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