■【大相撲】豊昇龍の横綱昇進が決定 口上は「気魄一閃の精神で精進いたします」“全会一致”で承認
(TBS NEWS DIG - 01月29日 09:53)
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日本相撲協会が番付編成会議と臨時理事会を招集、大関豊昇龍の第74代横綱昇進が満場一致で承認、正式に決定ですか。先の大相撲一月場所で決定戦の末12勝3敗で優勝、その前の十一月場所が13勝2敗で優勝次点(千秋楽に大関琴櫻と一敗相星で対戦、琴櫻が14勝1敗で優勝)と、「大関で二場所連続優勝か“それに準ずる成績”を挙げる」とされる「昇進内規」をクリアしたと見做され、「第74代横綱豊昇龍」の誕生と相成った次第で、東京都台東区にある立浪部屋で行われた昇進伝達式では、協会からの使者である境川親方(元小結両国、協会理事)と大鳴戸親方(元大関出島、審判部)が出向き、使者から満場一致で推挙されたことを告げられた豊昇龍は「謹んでお受けいたします。横綱の名を汚さぬよう、気魄一閃(きはくいっせん)の精神で精進いたします」と口上を述べたようですが、一月場所の途中で第73代横綱照ノ富士が現役を引退して空席となったことによる、番付における「横綱不在」を何としても解消せねばとの関係者の“熱意”が現れたのではと、まず感じました。
豊昇龍と言えば、叔父(父方)が第68代横綱朝青龍で、日本体育大学柏高等学校から立浪部屋(師匠は元小結旭豊)に入門、平成30年の一月場所で初土俵、同期入門に埼玉栄高等学校から大嶽部屋に入門、第48代横綱大鵬を母方の祖父に、元関脇貴闘力を父に持つ納谷(王鵬)がおり、血縁に横綱がいる同士のライバル関係でも話題となりました。25回の優勝を誇り、史上唯一人の「年間の6場所完全制覇(平成17年)」と言う記録を持つ叔父と比較されることも少なからずあったようで、どこか生真面目にその後を追いながら土俵を務める様は、ある意味、“可愛らしさ”さえ感じさせる面があったと思います。
これといった「形」を持たず、右四つの高い身体能力で番付を上げ続けた力士ですが、そうした一面からか、「盤石の強さ」と言うイメージには今ひとつ結びつきにくい印象があり、大関としては、勝ち越しながら怪我で千秋楽を待たずに途中休場した場所があった程でした。
八角理事長(第61代横綱北勝海)は、新横綱に昇進した豊昇龍に「横綱という地位に対して、自覚と責任を持ち、今以上に何倍もの稽古をして、肉体的にも精神的にもさらなる成長を期待している」とコメント、「前に出る重みのある良い相撲内容で締めくくってくれた。今場所にかける思い、必ず目標を達成させるという強い気持ちを感じた」と今場所の豊昇龍を評価していましたが、九日目までに三敗となった中で盛り返しての優勝については、「重圧もある中で、厳しい状況においても諦めない精神力と勝負強さを見せてくれた」と賞賛、期待を寄せていますが、これまでの2回の優勝経験が共に12勝3敗で、「盤石の強さ」の印象ではないのが、幾らか残念な気がします。
とは言え、横綱となったのですから、やはり、十五日間満員の中での全勝優勝の土俵を期待したいと思います。
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