wowowで、「ピクニック・アット・ハンギングロック [ディレクターズカット版]」をやっていたので、久々にこの作品を観た。
実はこの [ディレクターズカット版]は、当初の劇場公開版より7分程短い。
50年前の作品。
だが、さほど古さを感じさせない。
それはカメラワークなどの撮影技法や演出によるものだろう。
ハンギングロックへのピクニックに出掛けて、ボッティチェリの天使の如く美しいミランダ他2人の女生徒と、博学の女性教師の4人が忽然と姿を消す。
女生徒一人は戻って来るが、後の三人は、最後まで見つからない。
この事件をきっかけに、女学校は破綻し、一人で封建的に仕切って来た女性校長は…。
この映画の舞台は1900年の聖バレンタインの日のオーストラリアの由緒ある寄宿女学校。
オーストラリアは、翌1901年にイギリスから独立している。
独立前夜、といったところか。
その辺の事を頭の片隅に置いて観るといいだろう。
公開当初は、実話に基づくような触れ込みであったが、実際は、原作者が見た、リアルな夢が基となっている。
因みに原作者は、心霊的なものに傾倒していたらしい。
20代の頃だったか、30代だったか、初めて、当時のブラウン管テレビで、VHSで観た時、なんとも言えない不思議な魅力に囚われた感がしたが、今また、デジタル修正4K版で改めて観ると、より作品の魅力、撮影技法、演出に気付かされる。
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