ネバダ州の町に「モルモン・コオロギ」が大量発生、地面や壁を覆いつくす
http://blog.livedoor.jp/rbkyn844/archives/10371983.html
コオロギ食に絡めて揶揄するコメントも多いのだけれども、そもそもにしてモルモンコオロギは生物学上はコオロギではないらしい。まぁネイティブアメリカンは食べてたようだけれども。
モルモンコオロギという名前の由来は、モルモン教徒の入植地にコオロギ(まがい)が大量発生し農作物を食い荒らしたため、住民たちは飢饉の危機にさらされる。そこで神に祈ったところ、大量のカモメが飛来してコオロギ(まがい)を捕食。神の奇跡が起きたとしてモルモン教徒が大いに喧伝したため、発端となったコオロギ(まがい)が いつしかモルモンコオロギと呼ばれるようになった とのこと。
まぁモルモン教徒は奇跡だというのだけれども、コオロギまがいの大量発生も、それを捕食するための鳥の大群の飛来も、「そこまで珍しくもない」という頻度で起きている自然現象。そしてカモメの飛来で住民が救われたのかというと、ある程度食い荒らされた後でのカモメ登場だったので、農作物へのダメージは少なからずあったし、さらに並行して霜害や干ばつも発生していたので、モルモン教徒が言うほどは助かってもいなかったというオチ。蝗害は黙示録的イメージが強いので、終末思想の濃いモルモン教徒には、非常に象徴的に思えたのだろうなと。
ちなみにモルモンコオロギは羽があるのだけれども、ほとんど飾りみたいなもので、イナゴのように飛べたりはしないらしい。空は飛べないけど、翼ならあるのさ。
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