先日昭和の喫茶店を訪れた。
高齢の夫婦で営まれている小さな喫茶店。
珈琲を注文する。
お店はかなり古く机や椅子も年季が入っていた。
それでもよく手入れされているようだ。
清潔感すら感じる。
私以外に客は年配の女性が一人だけ。
私はいつもBGMが気になるのだが、
そのお店は無音だった。
何て静かな店なんだろう。
珈琲が運ばれてきた。
同時に一人男性客が入ってくる。
漫画雑誌をとり静かに珈琲を注文する。
マスターを含め、店内は誰もタバコを吸っていないのに、
ほのかに煙の香がする。
沁みついていいるのだ、店全体に。
お世辞にも美味しい珈琲とは言えなかったけど、
あの静けさ、あのほの明るさ、そして煙の香り、
380円の価値は十分にあると思った。
あと何年生きているだろう。
『のんびりいこう』
今月の曲です。
よろしければお聞きください。
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