■サバイバルレースで堂々先頭 平幕阿武咲がつかんだ下克上の絶好機
(朝日新聞デジタル - 01月19日 21:55)
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大相撲一月場所十二日目、二敗で賜杯レースの先頭を並走していた大関貴景勝と前頭八枚目も阿武咲のうち、阿武咲が前頭二枚目の玉鷲を押し出しに退けて星を二桁に乗せたのに対し、大関貴景勝は小結霧馬山の掬い投げに屈して連敗、二敗を守った阿武咲がが単独トップに立つ展開となりました。
さて、幕内後半戦の最初の取組で三敗の38歳のベテラン玉鷲と対戦した阿武咲ですが、立ち合いから押し込み、玉鷲に土俵中央に突き返される場面があったものの、その玉鷲が右から引いたところを押し出し、勝負あり。八角理事長(第61代横綱北勝海)はこの一番について「阿武咲は立ち合いから焦っていない。突き返されて焦ると、叩いたりするものだが、逆に下から下から押した」と解説。その勝因は「立ち合いがいいからでしょう。迷いがないし流れもいい。小細工するタイプではないから、あとは当たって行くしかない」と続けていました。好調な今場所の土俵については「当たった後の動きも先に先に動いていていい。ただ押すのではなく、周りを見ながら落ち着いて取れている。流れを見られるようになった気がします」と、その内容の良さを評していましたが、同学年の大関貴景勝に先を越された中、十二日目時点での単独トップという“好機”をしっかりものにできるのか。その貴景勝と対戦する明日の土俵が注目となるでしょう。
一方、星一つ後方に下がった大関貴景勝ですが、小結霧馬山に対して上体だけの押しにとどまり応戦され、霧馬山の左差しからの掬い投げに屈して2日続いての不覚。昨日の琴ノ若戦が案外ダメージに働いたのかもしれません。
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