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2023年01月02日03:02

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夜のお一人様映画会 -アメリカン・ソルジャーズ闇に葬られた真実-

新年最初の「夜のお一人様映画会」は
2006年カナダ・アメリカ合作 『アメリカン・ソルジャーズ 闇に葬られた真実』でした。

この映画を観るのは二回目です、
私の映画鑑賞スタイルは1回目は全体を流す程度で見て
2回目でストーリーをよく吟味するスタイルです。
なので映画館の映画を二回観ることも珍しくありません。

さて、この映画はベトナム戦争でMIA:Missing in Actionで戦死扱いにされた元兵士と
退役帰還して牧師になり大統領を狙う元兵士を主人公に話が進みます。

30年経った現在と30年前の過去を振り返る映像が繰り返し映ります、
片方では結婚し幸せな家庭を築いた退役兵と
戦死扱いされベトナムに残るしかなく、家族と引き裂かれ悔しさをにじませる元兵士の会話が繰り返されます。

日本でも残留日本兵の横井庄一さん、小野田寛郎さんが有名です、
それでも日本に帰還できず遠い南の国で生涯を終えた元日本兵もいます。

その人たちの苦労は想像を超えます、その苦労を切々と話すのと
そこで出てくる、ベトナム戦争での戦争犯罪についてです
一般市民を虐殺した「ソンミ村事件」が有名ですが、
結局起訴された兵士たちは証拠不十分、有罪でも減刑などで数年で釈放されています。
その不都合な真実を公開されるのを嫌がる元兵士と国家が結託して
JPAC「行方不明者調査隊」を利用して最後にはその残留兵を射殺してしまいます。
その大統領を狙う帰還兵と父を探す女(ウソの理由)が初めからグルだったのです。

映画の締めくくりがすごく後味が悪い、消化不良な結末です。
しかし、戦争映画はこれでいいのです、戦争はどこまで行っても
ハッピーエンドにはなりません、どこまでも不幸でしかないのです。

お正月から衝撃的な映画でしたが
今も戦争は起きています、この不幸が起きていることを忘れてはいけないです、
総理は敵基地攻撃の必要性を言い、武器を買うため増税もしますが
敵基地を攻撃したらもう戦争なんですよ、戦争を始めたいのでしょうか、
戦争が起きて喜ぶのは軍需産業なんですよ金儲けの手段なんです、
工業高校出身だから、裏情報も少しは分かるのです。
戦争はどこまで行っても不幸しか残らないのです、起きてからでは遅いのです。
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