■粘る貴景勝、逆転Vに望み ふがいない大関陣の名誉挽回のためにも
(朝日新聞デジタル - 07月22日 22:09)
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大相撲七月場所十四日目、賜杯レースに残る二敗の横綱照ノ富士、前頭二枚目逸ノ城、三敗の大関貴景勝は、照ノ富士が大関正代の叩き込みに、逸ノ城が明生の寄り切りに、大関貴景勝も関脇若隆景の送り出しにそれぞれ屈し、三敗に照ノ富士と逸ノ城、四敗に貴景勝という展開で明日の千秋楽を迎える展開となりました。
取組開始時間をCOVID-19こと新型コロナウイルスの猛威の影響で当初予定より1時間10分遅れの午後0時45分からと言う異例のタイムスケジュールとなった今日の土俵。賜杯レースの3人のうち最初に取組を迎えたのが逸ノ城。相手は西前頭十枚目の明生で、コロナウイルスの猛威で多数の休場者が発生している今場所ゆえの対戦が組まれましたが、今日は立ち合いから張り差しで左上手を摑むも切られ、巻き替えに行くところを明生に封じられ、あっさり土俵際に追いやられて寄り切りに屈し、大関貴景勝は関脇若隆景相手に右の差し手を振り払おうと小手投げを試みるも、それが裏目に出て後ろに回られ、送り出しで勝負あり。これで有利になったはずの横綱照ノ富士は、大関正代の立ち合いの当たりを止めて猛進するも、正代の絶妙な往なしに目標を失い、前のめりに倒れて勝負あり。三者三様、冷静を欠いて勝ちを急いだような土俵という印象でした。八角理事長(第61代横綱北勝海)は横綱の一番を「もっと正代が出てくるかなと思ったら、いきなり往なされた」と論じ、「相撲っていうのは分からない。明日の千秋楽が楽しみだ」とコメント。共に三敗に後退した逸ノ城には「楽に上手を取りたい、だから小手先で張り差しに行った。それではだめ。もっと苦労して上手を取ろうとしないと」と苦言を呈し、貴景勝については「右を入れられたから小手投げに行くしかなかった。そうさせた若隆景の立ち合いが良かったということ」と、若隆景の完勝と分析していましたが、勝った明生、若隆景、正代がそれぞれ気迫を見せていた印象があり、それに圧された感じだったかもしれませんね。
明日の千秋楽は、照ノ富士と貴景勝が直接対戦、逸ノ城は今日北勝富士を押し出しに仕留めて7勝7敗に持ち込んだ宇良との対戦が組まれましたが、宇良も勝ち越しがかかるので、さらに注目となると思います。また、十両では筆頭の竜電が幕内の土俵で妙義龍を寄り切り、二敗を守って12勝2敗で優勝を決めました。
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