【石川県選挙区】絶叫控え、黙とうで幕 安倍氏銃撃、影響色濃く…ガンバロー中止
7/10(日) 5:01 北國新聞社 配信より
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3261419d77a460f9c20d4d5291d76fa9da54433
北國新聞社
街頭演説の冒頭、安倍氏に黙とうをささげる聴衆=金沢市内
●静かな最終日
参院選石川県選挙区は投開票を翌日に控えた9日、各候補が県都金沢を中心に遊説を繰り広げた。安倍晋三元首相が奈良市内で街頭演説中に銃撃され死亡した事件から丸一日。県内では最後の街頭演説で黙とうしたり、ガンバロー三唱を取りやめたりする陣営があった。最終日恒例の絶叫も控えめで、18日間の選挙戦はいつになく静かな終幕となった。
【写真】安倍元首相の訃報に涙を流す馳知事
午後7時すぎ、金沢市片町のスクランブル交差点付近で始まった自民現職岡田直樹候補の演説会。集まった支援者は歓楽街の喧噪(けんそう)の中で静かに目を閉じ、安倍氏に黙とうをささげた。
国政選挙では大勢の弁士が登壇し、ガンバロー三唱で締めくくるのが恒例だが、前日の銃撃事件を受けていずれも中止に。登壇したのは岡田候補と宮本周司自民県連会長のみで、20分で終了した。
たすきの代わりに喪章を着けてマイクを握った岡田候補は「悲しみを胸にしまい訴えたい。最後の力を与えてほしい」と語った。
岡田候補の演説会の終了間際、すぐ近くの片町1丁目交差点では、立憲民主新人の小山田経子候補が打ち上げをスタートした。
小山田候補は銃撃事件に触れ「民主主義を成熟させるべきだ。選挙で意思表示してほしい」と力説した。福田佳央連合石川会長、盛本芳久社民県連合代表、谷健一国民民主県連幹事長、近藤和也立民県連代表も順に支持拡大を求めた。
岡田候補陣営と同様、小山田候補陣営もガンバロー三唱を見送った。陣営はこの日、選挙カーから手を振るのをやめ、お辞儀のみに切り替えた。
岡田、小山田両候補の演説を聞いた聴衆は「事件の衝撃が大きすぎて、自民も立民も重々しい雰囲気だった。こんな最終日は初めて見た」と話した。
共産新人の西村祐士候補陣営は当初予定した通りのスケジュールをこなした。ただ、金沢市のアピタ金沢店前で行った打ち上げでは、安全面を考慮して選対のスタッフを候補の回りに集中的に配置し、警戒を強めた。
西村候補は安倍氏への哀悼の意を表明した上で「民主主義をしっかりと守り、豊かに発展させていく」と決意を述べた。演説会場では陣営のスタッフが「テロ・暴力は許さない」と書かれたメッセージボードを掲げた。
NHK党新人の山田信一候補は金沢市中心部に張り付き、「国政政党を維持させてほしい」と訴えた。政治団体「参政党」新人の先沖仁志候補はJR小松駅前の街頭演説会で「必ず国政政党になろう」と呼び掛けた。政治団体「維新政党・新風」新人の針原崇志候補は金沢市内の交差点で「自民党が経済を悪化させる政策を進めてきた」と批判した。
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最終更新:7/10(日) 5:01 北國新聞社
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