mixiユーザー(id:157948)

2022年06月10日15:38

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メモ:カウンセラーが認知の歪みをいなすことがありますね

 メモします。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cbe5adf082d7f10b9e82c8c4abb6ded137df04b2?page=2

◆

「AKB48は、お付き合いの対象にならないよね」
 スクールカウンセラーにも定期的に相談していました。通院を始めて3か月がたった頃、学校でスクールカウンセラーの先生から、

 「亮太君は、クラスの女子をすぐに好きになって、お付き合いしてほしいと言っているようだけど、うまくいかないよね。クラスの女子のことをAKB48だと思ったらいいよ。AKB48はファンに話しかけ、握手もしてくれるけど、お付き合いの対象にはならないよね。それと同じだよ。そうすると、女子から嫌がられることもなくなるよ」

 とアドバイスされたそうです。

 亮太君はこのアドバイスを聞いて、「なるほど!」と思ったといいます。

 「自分にやさしく声をかけてくれるのは、相手の女子が自分のことを好きだからだと、これまで思っていました。でもそうではなく、クラスの女子はAKB48なんだから、ファンの僕にやさしく声をかけてくれるんだと思えるようになりました」

 さらに、亮太君は、

 「相手はアイドルなんだから、お付き合いは当然できませんよね。でも、そんなアイドルと毎日学校で過ごせるなんて、『僕は何て幸せなんだ』と思います」

 とも話してくれました。

 そのようなやり取りを診察室で繰り返すうちに、亮太君の不潔恐怖はいつしか軽くなっていきました。

(略)

亮太君は、クラスの女子が自分に好意を抱いているのか否かということを考えることができませんでした。たとえ、好意があったとしても、恋愛対象としてみているのか、単に友だちとしてみているのか、ということまで考えがおよびませんでした。

 「自分が相手の子を好きだから、その子も同じ気持ちのはずだ」という強い思い込みもありました。自分と相手の気持ちが常に一致するとは限らないことや、相手には相手の気持ちがあるということを理解することができないのです。このような、人の気持ちに対する認知のあり方は、亮太君にもともとある障害特性に深く由来していると考えることができます。

 さらに、亮太君の場合、異性に対して「好きか嫌いか」という二つの気持ちしか持ち合わせていないのも大きな問題かもしれません。女子がたまたまやさしくしてくれたことを、自分に対する好意として勝手に受け取ってしまいます。ちょっとでも冷たい態度を示す人がいたら、すぐにその人を嫌いになってしまいます。「ごく普通の友だち」という関係が存在しません。ですから、異性に出会うたびに、「好きか嫌いか」という両極端の気持ちが行ったり来たりするのです。

 スクールカウンセラーの「同級生の女子をAKB48としてみたらいいよ」という言葉は、亮太君にとって非常にわかりやすいものでした。

◆

(超耳)

 比喩を用いることでわかりやすくなることってありますよね。
 ただし効用ばかりを取り上げるのは危険です。比喩はあくまで比喩で、そのものを説明したことになりません。認知の歪みはなくなったのではありません。べつの歪みを与えることによって害悪になりにくくされただけです。
 でもこのケースはうまい運用だと思います。比喩であることを当人にもはじめから告げています。自分を御するために比喩を利用するといいという真っ当なアドバイスです。
 私たちはカウンセラーを見習って自分を「いなす」「御する」「操る」「騙す」ということを上手にやれたらいいですよね。生の感情は、障害がある人も、表面上ないように見える人も、そう違いがないものだと私は思います。たぶん無意識に誰もが「いなす」苦労をしていますよね。

 基本、世の中は個人にとって生きやすいように調整されています。
 うまく世の中を利用する個体にとっては「今の世の中で助かった」と思うことが頻々にあるはずです。そう思わないとしたら、利用の仕方が下手なのか、それとも自分の生の感情をいなすのが下手なので他の個体や集団との軋轢を軽減できていないのです。
 たとえば迷惑な個体を遠ざけることも、「軋轢を軽減」のひとつ。こういうのが下手だとたしかに今の世の中は苦しいでしょうね。誤解されてもいいし悪者扱いされてもいいから迷惑な個体を遠ざけるようにする。それだけでいいんだけど、誤解されるのは嫌だとかいう生の感情に振り回されると救われないのです。嫌は嫌でしょうけど、たとえばたぶん「AKB48にもアンチはいる」とかの話ですよ、たぶん。AKB48をよく知らないけど、アンチいるでしょきっと。「シン・ウルトラマンを見てもおもしろいと言わない人もいる」でもいいですよ。

 優れた個体は成長を続けます。一生逃れることのできない「自分」という厄介な存在との付き合いが年々上達するといいですね。するべきですよね。成長しないのならダセエですよね。

 せっかくなのでコメント欄もメモしておきます。


◆

s *** | 7時間前

発達障害者です。
人との距離感の測り方が難しいのが本当にわかります。
大変なのは発達障害を持つとそれぞれの個性が特出している為なのかスタンダードなアドバイスが活かしにくいところですね。
私も学校でいじめられている時にあらゆる本やアドバイスを試しましたがうまくいきませんでしたね。
この方がコミュニケーションにおいて納得の出来る解釈が見つかって良かったなぁと思いました。

豚骨帝国隠士 | 2時間前

スクールカウンセラーの先生の表現も良いけど
亮太君が
「相手はアイドルなんだから、お付き合いは当然できませんよね。でも、そんなアイドルと毎日学校で過ごせるなんて、『僕は何て幸せなんだ』と思います」
というようにうまい具合に発想の切り替えが出来たのも良かった。
人を好きになる事自体は決して悪い事ではないけど、まずは相手との距離感をしっかり学ぶというのは大事だね。

asu******** | 32分前
非表示・報告

いじめられると対人恐怖症になって人と接することや人と話すことにも恐怖を感じましたが、だからこそ何気ない挨拶一つや一家絵の声掛けで相手を好きになってしまう、ということが良くありました(本気ではないし、この人は火度仲良くはしてくれないけどひどいことを言ってこないという安心感だけ)
ひどい扱いを受けすぎているといわゆる普通の態度や、普通に雑な対応までとてもやさしく感じてしまいます。
実際は野菜苦もないし、本当に普通の態度なのに

miy***** | 16分前

頑張って理解しようとしてるうちはいいよね。
歳を重ねる毎に諦めのせいか、
自分は自分のままでいいという意識が
芽生える人が一定数現れる。
一見ありのままでいいという自己肯定は
良いことのはずなのだけど、度が過ぎて、
唯我独尊になる人が少なからずいる。
そうなると他人との接触が非常に難しくなる。
仕事では最低限の皮を被るけれど、
いざプライベートでは自分至上主義で
関わってはいられないって人いますよね。
この学生さんは医師の言葉に
耳を傾ける力があるだけでもポジティブ。
唯我独尊思考の人は医師の言葉にすら
耳を傾けようとしないので
もはや手の施しようがない。

◆




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