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2022年05月22日20:08

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中日まで三敗、途中休場の危機も、そこから盛り返した“横綱の矜持”か。

■照ノ富士が7度目優勝 3場所ぶり、ひざのけがから復活
(朝日新聞デジタル - 05月22日 17:44)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6966265
大相撲五月場所千秋楽、横綱照ノ富士が結びの一番で昨日負け越しが決まった大関御嶽海を寄り切りで一蹴し、今年になって初となる3場所ぶり7回目の優勝で幕を閉じました。
先場所は右の踵と左膝の負傷で途中休場し、その要因となった怪我の回復が思わしくないとも言われる中、“見切り発車”とも言われることもあった今場所の出場ですが、初日に小結大栄翔に呆気なく押し出しに屈し、六日目に玉鷲の押し出し、中日には隆の勝の喉輪攻めからの寄り切りと、突き押し相撲の相手に星を落として5勝3敗と苦しい土俵。2場所連続の途中休場が危ぶまれるほどでしたが、ここから立ち直って九日目から7連勝。横綱の矜持と責任の土俵で、「しっくりしていなかった」という立ち合いも修正、二敗で賜杯レースを先導していた隆の勝が十三日目に先場所の覇者たる関脇若隆景に敗れて三敗に並び、千秋楽の今日、先に土俵に上がった隆の勝が賜杯レースに名を連ねていたベテラン佐田の海の左掬い投げに屈し、結びで御嶽海を両差しから磐石の寄り切りで制し、決定戦になることなく賜杯ゲットとなりました。
この優勝を、協会の八角理事長(第61代横綱北勝海)は「体調が万全でない中、大関が不振の中、よく精神的に頑張った。一番たいへんな優勝だったんじゃないかな。苦しかった優勝。それだけに価値がある」と評価。今日の取組前にも「この場所が横綱になって一番苦しかっただろう。大関が不振の中、横綱を務め上げた価値ある場所だった。本調子では全然、ないはず。本当に、さすが横綱、ということ」とコメントしていましたが、中日までの横綱の土俵を考えると、よくここまで盛り返すことができたと感じられ、こういうところが“横綱の矜持”ということなのかな、と感じましたね。
個人的には、西前頭四枚目に番付を下げた隆の勝の充実の土俵に期待し、初賜杯を楽しみにしていましたが、やはり固くなっていたか、抱えながらも佐田の海の左掬い投げで逆転され、やや空回り気味で悔いの残る一番になったような印象がありました。先場所の若隆景に続いての“若く新しい主役”となるのを期待していたので、ちょっと残念な千秋楽となったと思います。
その他。優勝決定戦となった十両では西6枚目の錦富士が11勝4敗で並んだ大奄美を激しい攻防の末に引き落とし。7勝0敗が2人となった序二段は東21枚目の琴手計(18歳、佐渡ケ嶽部屋、今場所東前頭九枚目の琴勝峰の弟)が、同学年のライバルでアマチュア時代から何回か対戦経験がある東72枚目の花房(19歳、二所ノ関部屋)に小手に振られながら土俵際で逆転の突き落とし。4人が6勝1敗で並んだ序ノ口は東22枚目の風賢央(22歳、押尾川部屋)が本割の7番相撲で足取りで敗れた西10枚目山藤を制して優勝。また、三賞は、殊勲賞が隆の勝と小結大栄翔、敢闘賞が佐田の海、技能賞は「該当者なし」に終わりました。
そして、ある意味注目だった3大関ですが、貴景勝と正代が結び前で対戦、貴景勝が正代を突き落としに退け千秋楽に8勝目で負け越しを免れ、正代は5勝10敗と二桁黒星、照ノ富士の寄り切りに屈した御嶽海は6勝9敗でこの場所を終えました。
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