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2022年03月23日23:53

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ついに「高安の牙城」は崩れたか。

■因縁の若隆景に敗北 初黒星の高安、避けたい1年前の二の舞い
(朝日新聞デジタル - 03月23日 21:10)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6896510
大相撲三月場所十一日目、今場所の賜杯レースに大きく影響する全勝の東前頭七枚目高安と一敗の東関脇若隆景の注目の一番は、若隆景が高安を寄り切りに仕留めて全勝がいなくなり、若隆景が高安と併走して一敗でトップに立つ展開に転じました。
この両者、これまで若隆景の5勝2敗と言う対戦成績ですが、やはりこの合い口が出た一番となったかもしれません。立ち合い、若隆景が頭で当たって肩透かし気味から右から左からと押っつけ、高安が小手に振ろうとするところを両差しから前に出て、下から持ち上げるようにして重い高安の腰を浮かせ、棒立ちにさせての寄り切りで勝負あり。取組後のコメントは「下からよく攻められたと思います。とにかく一生懸命集中して、自分の相撲をとれたのがよかったと思います。まだ残りがあるんで、集中してやっていきたい」とのこと。協会の八角理事長(第61代横綱北勝海)曰く「肩透かしに行ったけど、よく我慢した。下から下から行った。押されないのは力をつけているから。押し負けないね。連日、いい相撲を取っている。いい流れで来ているのは確か」との高評価で、内容の良い土俵の続くこの新関脇への期待が日に日に高まっているのを感じます。
一方、八角理事長は敗れた高安についても「ここまで全勝で来たから、守りではないが緊張感がね。ここ2〜3日は慎重に慎重に行って、うまくいっていたから今日も慎重に行っていた」と言及。合い口のこともあったのか、それとも、中日以降続く長い相撲に疲れが出たのかはさておき、主導権を取れない今日の一番でやや気持ちが受けに回ってしまった要因を分析。その上で「今日は高安も仕方ない。こういう相撲を取られたわけだから、明日からでしょう。開き直ってね」と続けていました。
そして、若隆景とともに一敗グループにいた西前頭六枚目の琴ノ若ですが、今日は埼玉栄の先輩にあたる大関貴景勝との対戦。張り差しからやや左にずれて往なした立ち合いを見せ、大関をよろめかせ、前傾姿勢で突っ込む攻めを見せるも貴景勝に左に回り込まれて左突き落としに屈して勝負あり。貴景勝は角番脱出の給金直しとなり、琴ノ若は二敗に後退。「どんな形でも思い切りいこうと。気持ちでは負けないようにいきました。もっと攻められていた部分はあった。切り替えて、また明日に準備してやっていきたい」とのことですが、やはり大関、勢いの若手よりも一枚上の土俵を見せました。
そして、賜杯レースの二番手に戻って来たのが昨日二敗目を喫した新大関の御嶽海。今日は突き押しの西関脇阿炎が相手で、顎のあたりを突かれるも下からあてがい押っつけ、阿炎の上体が上擦って足が揃ったところを引き落とし、勝負あり。優勝の先場所に続いて「連敗しない御嶽海」が続きますが、八角理事長の今日の御嶽海評は「圧力があるから、相手を見ながら下から押っつけながら出られるし、阿炎に気持ちよく突っ張らせなかった。圧力の違いがあるから余裕がある。うまい相撲を取った。大関との力の差」とのこと。明日は若隆景が琴ノ若、高安が御嶽海とそれぞれ一敗と二敗が直接対戦する割が組まれ、賜杯レースの構図がまたまた変わることになるでしょう。
その他。もう一人の“迷える”角番大関正代ですが、今日は東前頭五枚目宝富士を右に開いての突き落としに退け、ついに白星先行の五連勝、気がつけば角番脱出まであと二番としました。明日は今日先に角番脱出の貴景勝との対戦ですが……。
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